58年の苦闘に決着をつけた再審 --
小石勝朗 /著   -- 現代人文社 -- 2024.10 -- 19cm -- 269p

資料詳細

タイトル 袴田事件死刑から無罪へ
副書名 58年の苦闘に決着をつけた再審
著者名等 小石勝朗 /著  
出版 現代人文社 2024.10
大きさ等 19cm 269p
分類 326.23
件名 袴田事件(1966) , 冤罪
注記 年表あり
著者紹介 1985年中央大法卒。朝日新聞などの記者として24年間、各地で勤務した後、2011年からフリーランス。冤罪や地方自治が取材・執筆の主テーマ。袴田事件の取材は2006年から続け、ウェブ『刑事弁護オアシス』などに記事を執筆している。著作に『袴田事件 これでも死刑なのか』(現代人文社、2018年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1966年に静岡県の味噌会社専務一家4人が殺害された「袴田事件」。死刑を求刑されていた事件だったが、2024年無罪判決が言い渡された。その再審無罪までの審理の経過などを丁寧に追い、捜査や裁判の問題点を改めて検証する。
要旨 警察・検察の「証拠捏造」を認めた無罪判決!50年以上前の死刑冤罪が提起する教訓とは?袴田巖さんの雪冤の足跡、裁判・支援者の動きを追う。再審無罪までの審理を丁寧に描く。
目次 序 ついに無罪判決が出た;第1章 大きく揺れた司法判断(静岡地裁が再審開始と袴田巖さんの釈放を決定、「証拠捏造」に踏み込む(2014年3月27日);東京高裁が逆転で再審請求を棄却、DNA鑑定の信用性を否定(2018年6月11日) ほか);第2章 「血痕の色」をテーマに差戻審で論戦、そして再審開始決定(第1回三者協議 差戻審の審理が高裁で始まる、5点の衣類の血痕の色合い変化を中心に(2021年3月22日);第2回三者協議 弁護団が新たな味噌漬け実験の報告書を提出、「条件を変えても血液は必ず黒くなる」(2021年6月21日) ほか);第3章 再審の初公判まで続く攻防(第1回事前協議 検察が方針決定に3カ月を要求、裁判所も容認(2023年4月10日);検察は「有罪の立証をしない」と表明を、袴田巖さんの弁護団が申入れ(2023年4月20日) ほか);第4章 7カ月に及んだ再審公判の審理(初公判 袴田巖さんに代わり姉・秀子さんが無罪を主張、検察は有罪の立証、結審は来年5月以降の公算(2023年10月27日);第2回公判 「味噌工場関係者の犯行」とする検察に弁護団が反論、「凶器はクリ小刀」を疑問視(2023年11月10日) ほか);第5章 再審判決が斬り込んだ「3つの捏造」
ISBN(13)、ISBN 978-4-87798-869-2   4-87798-869-6
書誌番号 1124043405
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124043405

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