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【図書】 源氏絵研究の最前線

稲本万里子 ／編著, 四辻秀紀 ／〔ほか〕執筆   -- 勉誠社 -- ２０２４．１０ -- ２７ｃｍ -- ３６４，９５ｐ　図版１６ｐ

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タイトル 源氏絵研究の最前線
著者名等 稲本万里子 ／編著, 四辻秀紀 ／〔ほか〕執筆  
出版 勉誠社 ２０２４．１０
大きさ等 ２７ｃｍ ３６４，９５ｐ　図版１６ｐ
分類 721
件名 源氏絵
著者紹介 【稲本万里子】恵泉女学園大学教授。専門は日本美術史。著書に『源氏絵の系譜―平安時代から現代まで』（森話社、２０１８年）、論文に「幻の「源氏物語絵巻」の制作背景再考」（『恵泉女学園大学紀要』２９、２０１７年）などがある。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：国宝源氏物語絵巻の保存と修理の過程　四辻秀紀著．　集められた扇絵　鷲頭桂著．　九州国立博物館蔵「扇面画帖」中の源氏絵扇面について　片桐弥生著．　源氏絵の中世から近世へ　髙岸輝著．　十七世紀の源氏物語絵巻に見る源氏絵の諸相　龍澤彩著．　永徳期・光信期狩野派の源氏絵への挑戦　三宅秀和著．　東京富士美術館所蔵の源氏物語図屛風について　三宅秀和著．　土佐光則筆「源氏物語画帖」（任天堂株式会社蔵）の特色と位置づけ　片桐弥生著．　土佐光起の源氏絵図様　本田光子著．　伝土佐光起「土佐派色紙絵付源氏物語」（永青文庫蔵）　水野裕史著．　土佐派系工房による二つの源氏絵　本田光子著．　宗達派源氏絵の図様整理　本田光子著．　源氏絵の鷹狩描写から鷹狩図へ　水野裕史著．　幻の「源氏物語絵巻」の詞書本文について　青木慎一著．　建築史の中の『源氏物語』　赤澤真理著．　近世源氏物語絵が描こうとした王朝の世界　赤澤真理著．　楽奏の場としての平安建築　赤澤真理著．　『源氏物語』の世界のＶＲ化　小長谷明彦著　横田優治著　稲本万里子著．　灯明の炎と金箔の反射を再現する「ＶＲ源氏物語図屛風」の美術展示作品としての価値創造に関する考察　小長谷明彦著　津野駿幸著　稲本万里子著．　東京富士美術館が取り組んできたデジタル鑑賞ツール事例紹介　鴨木年泰著．　深層学習によるくずし字の認識　小長谷明彦著　Ｘｉａｏｒａｎ　Ｈｕ著　稲本万里子著．　流派推定の思考回路　稲本万里子著．　深層学習による幻の「源氏物語絵巻」の流派推定に関する考察　稲本万里子著　加藤拓也著　小長谷明彦著．　ＩＩＩＦ　Ｃｕｒａｔｉｏｎ　Ｐｌａｔｆｏｒｍが美術史にもたらす「細部」と「再現性」　鈴木親彦著．　公開と非公開の狭間、作品画像のオープン化をめぐる諸課題と最新動向　鴨木年泰著
内容紹介 平安より数多く制作された、『源氏物語』を絵画化した作品である源氏絵。絵巻や扇、画帖、屏風等、さまざまな形で残されてきたそれらの作品を、美術史、建築史、日本文学などの知見より時代別に考察。ＡＩやＶＲによる研究や展示方法に関する成果も収載する。
要旨 『源氏物語』を絵画化した作品である源氏絵は、平安時代から現代に至るまで数多く制作された。これらは、歴史上、天皇や公家、武家、あるいは寺院の僧侶たちの私的な空間を彩る絵であったため、彼らの生活を知るためには、欠くことのできない作品である。そして、その制作には土佐派や狩野派などさまざまな流派が関わり、流派を超えた同時代の潮流や、あるいは時代を超えた流派ごとの様式展開を知るための重要な作例でもある。絵巻や扇、画帖、屏風など、さまざまな形で残されてきた作品を、美術史、建築史、日本文学などの知見より時代別に考察。さらには、ＡＩやＶＲなどを駆使した最先端の研究や展示方法に関する最新成果も収載。日本古典文化の中心にある『源氏物語』の絵画の世界を多角的視点から解剖した必備の一冊。図版点数三六〇点超！
目次 第１部　源氏絵の諸相（平安時代；室町時代；桃山・江戸時代；源氏絵の拡がり）；第２部　ＡＩとＶＲ（デジタル画像；ＡＩ；ＶＲ）
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-37016-1　　 4-585-37016-1
書誌番号 1124044250
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124044250

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