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箱石シツイ /著   -- 宝島社 -- 2024.11 -- 19cm -- 157p

資料詳細

タイトル 108歳の現役理容師おばあちゃんごきげん暮らしの知恵袋
著者名等 箱石シツイ /著  
出版 宝島社 2024.11
大きさ等 19cm 157p
分類 289.1
個人件名 箱石シツイ
注記 年譜あり
著者紹介 理容師。1916年(大正5年)生まれの108歳。理容師生活94年目の2023年、米国のリサーチ会社から世界最高齢の現役理容師に認定される。栃木県那須郡大内村で農家の5人きょうだいの4番目として生まれる。12歳で奉公に出て、14歳で上京。理髪店で働きながら理容師資格を取得。1939年、22歳のときに結婚し、東京・下落合に理髪店を開業。2児をもうけるも、長女は脳性麻痺に。1944年、夫の二郎さんが軍隊に召集され、旧満州で戦死。その報せが届いたのは終戦から8年後だった。実家に疎開の相談に行った夜に空襲で理髪店は焼失。その後、2人の子どもを抱え故郷の栃木県那須郡那珂川町に戻り、1953年に「理容ハコイシ」を開業、70年以上営業を続けている。102歳までひとり暮らしで身の回りのことはすべて自分でこなした。常連のお客さんが来れば今でも店に出る。2021年の東京五輪では息子と二人三脚で聖火ランナーを務めた。2024年11月10日に108歳を迎え、「世界最高齢の現役理容師」のギネス世界記録を申請する予定。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 理容師歴94年、世界最高齢の現役理容師に認定された108歳のおばあちゃん、箱石シツイ。壮絶な人生を乗り越えてきた秘訣とは?30年愛飲するお茶や、その日を投げ出さないで懸命に生きることなど、人生100年時代を楽しく生きるヒントが詰まった1冊。
要旨 いつも機嫌良く、考えすぎない。くよくよ悩まない!人生100年時代の参考書。理容師歴94年、世界最高齢の現役理容師。104歳で聖火ランナーに!
目次 農家に生まれて朝から晩まで働く両親の背中を見て育ち、真面目に働くことを教えられました;身長138センチで小さかったから歩くのが遅く、いつも「人より早く動かなくちゃ」って;12歳で奉公に。そのあと女性ばかりの理容の修業中でも必ず助けてくれる人がいました;人と同じ努力では追いつけなくて、みんなが遊びに出たあとにひとりで自主練の日々;お客さんの親戚を紹介されて結婚。2人のお金を合わせて念願のお店を持てることに;戦時下の空襲では脳性麻痺の長女を抱えて逃げ回り実家に疎開。お店は焼けてしまいました;顔剃り前のお客さんの顔にタオルをのせている隙に息子におっぱいを飲ませていました;終戦から8年で夫が戦死したとの報せ。遺骨として渡された箱の中には…;親子心中を図るも息子は「死ぬのは嫌だ!」そのおかげで今のわたしたちがあります;子育ては厳しく。障がいがある娘にも「自分でできることは自分で」と;息子には特に厳しく。池に投げ入れたり井戸に顔を沈めたりしたこともありました;「悪いことをするとね、胸に黒いシミができるよ」この話を今でも怖いと言う息子;引っ越して新しい理髪店を開業。心中事件から5ヶ月後のことでした;開業時の借金返済と教育費のため夢中で働く50年。農繁期には朝5時半に店を開けました;お客さんにはお駄賃を差し上げて喜ばれました。えぇ、大人のお客さんにも;「ひるまず・うらやましがらず・あらそわず」教育方針であり家訓。今ではみんなの合言葉;理容の仕事の合間に時間があれば畑仕事。自分で作った野菜はやっぱりおいしいんです;息子も、障がいがある娘も家を出て。「子育ては親育て」だと実感します;理容店の跡を継いでほしかった息子からは「ごはんもゆっくり食べられない仕事は嫌」と;ひとり暮らしは50年以上。「谷川サロン」があるので寂しくはありません〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-299-05779-2   4-299-05779-1
書誌番号 1124044420
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124044420

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
都筑 公開 289/ハ 一般書 貸出中 - 2077538880 iLisvirtual