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川村邦光 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2024.12 -- 22cm -- 335,11p

資料詳細

タイトル 家族写真の歴史民俗学
著者名等 川村邦光 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2024.12
大きさ等 22cm 335,11p
分類 382.1
件名 日本-風俗・習慣-歴史-明治以後 , 家族-日本-歴史-明治以後 , 写真-日本-歴史-明治以後
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1950年、青森県生まれ、福島県出身。1984年、東北大学大学院実践哲学博士課程単位取得満期退学。天理大学文学部教授、大阪大学文学部教授を経て、現在、大阪大学名誉教授、文筆業。著書に『幻視する近代空間』青弓社、1990年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 家族写真という身近な文化から、社会と個人の関係性を描く。肖像画の流れを汲んで生まれた家族写真の来歴と展開を社会的背景も含めて分析。都市家庭の慣習・民俗として根付いた、家族の記録・歴史を描き出す機能にも迫る。
要旨 これまで記念的に撮影される「家族写真」の多くは画一的で凡庸と見なされ、写真史や美術史においては注目されてこなかった。一方で、近年では災害や社会不安が続くなか、家族の記録や絆の象徴としての意義を再評価する向きもあり、家族史やジェンダー論の研究の進展から、新たな視点でも関心が高まっている。本書では、一九世紀から現代に至るまでの家族写真の構図や撮影された背景を分析し、社会における家族の表象、また個人が過去や死者と向き合う際のよすがとしての「家族写真」を再考する。
目次 序章 鶴見良行の家族写真論から;第1部 家族写真の来歴と展開(欧米の家族写真;日本の家族写真の来歴;日本の家族写真の展開;家族写真の変容;子供写真と家族写真の存続);第2部 家族写真の写す社会と個人(天皇の家族写真;アマチュア写真家のスタイル―塩谷定好の抒情派子供写真;ドキュメンタリー家族写真―社会生活派の影山光洋;家族写真のアート化と変貌;家族写真スタイルの現在と諸相―多様化/複数化);終章 故人史を妄想する
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09768-5   4-623-09768-4
書誌番号 1124045516
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124045516

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 382.1 一般書 予約受取待 - 2077346263 iLisvirtual