草の根の占領期体験 -- 岩波現代文庫 -- 学術
吉見義明 /著   -- 岩波書店 -- 2024.11 -- 15cm -- 297p

資料詳細

タイトル 焼跡からのデモクラシー 上
副書名 草の根の占領期体験
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
著者名等 吉見義明 /著  
出版 岩波書店 2024.11
大きさ等 15cm 297p
分類 210.762
件名 日本-社会-歴史-1945~1952 , 民主主義-日本
注記 2014年刊のさしかえ、追加
内容紹介 アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを明らかにする。上巻では、焼き跡の中で人びとが、平和や戦争責任・天皇制などについてどのように考えていたかを辿る。
要旨 戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。上巻では、焼跡の中で人びとが、平和や戦争責任・天皇制、自由と民主主義などについてどのように考えていたかを辿る。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。
目次 第1章 戦争から戦後へ(ある沖縄人の戦中・戦後―沖縄製糖社員の場合;ある徴用工の戦中・戦後―大阪陸軍造兵廠徴用工の場合;ある民間知識人の戦中・戦後―東京・馬込隣組役員の場合);第2章 平和の構想(平和主義の成立;原爆と平和);第3章 平和意識の獲得(ある砥石屋の体験;ある国鉄労働者の体験;中島飛行機女子職員の体験);第4章 戦争責任論と天皇制(民衆の戦争責任論;極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する反応;他のアジアに対する責任論;天皇の戦争責任をめぐって);第5章 自由と民主主義の再創造1(民主主義の論議;三菱重工横浜造船所工員の体験;町工場の旋盤工の体験;辺土名市役所・国頭村役所職員の体験)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-600483-5   4-00-600483-4
書誌番号 1124046072
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124046072

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中央 1階ポピュラー Map 文庫本 210.76 一般書 利用可 - 2077595662 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 文庫本 210.7 一般書 利用可 - 2077595697 iLisvirtual