新たなパラダイムを求めて-現代資本主義全史 -- BOW BOOKS --
太田康夫 /著   -- BOW&PARTNERS -- 2024.11 -- 21cm -- 287p

資料詳細

タイトル 漂流する資本主義
副書名 新たなパラダイムを求めて-現代資本主義全史
シリーズ名 BOW BOOKS
著者名等 太田康夫 /著  
出版 BOW&PARTNERS 2024.11
大きさ等 21cm 287p
分類 332.06
件名 資本主義-歴史
注記 文献あり
著者紹介 ジャーナリスト。1959年京都生まれ、82年東京大学卒、日本経済新聞社入社。スイス駐在などを経て、2024年まで同社編集委員。主に内外のマクロ経済、金融経済政策、金融制度、銀行経営を取材している。著書に『スーパーリッチ』(ちくま新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 さまざまな資本主義を実現しようとする動きの推移をまとめた1冊。資本主義の存在が大きく揺れている現在、資本主義の見直しに向けた環境を整備し、その後、国民の立場に立った新しい日本型民主主義の在り方を模索する。
要旨 現在、20代30代の若いビジネスパーソンにとっては当然のものとなっているアメリカを中心とする新自由主義経済、株主資本主義は、実は、ほんのこの数十年のパラダイムに過ぎない。それ以前は、米国においても、顧客、従業員、地域の利益も、株主の利益と同様にとらえるステークホルダー資本主義が主流だった。現在、株主資本主義の必然として、格差の拡大と環境破壊がグローバルに広がっているが、それは、資本主義そのものの宿命だとは言い切れない。さまざまな資本主義の形が、これまでも存在したし、現在も模索されている。
目次 第1章 資本主義の時代―「アングロサクソン」「ライン」「福祉」「国家」の競演(資本主義の成立;レッセフェールから政府介入容認へ  ほか);第2章 モデルチェンジに失敗した日本(規律なきアングロサクソン・モデル追及の悲劇;日本が恐れられていた日本型資本主義の時代 ほか);第3章 株主資本主義の盛衰(株主資本主義の台頭 深化するアングロサクソン資本主義;株主資本主義の弊害 強欲がもたらした格差の拡大 ほか);第4章 新しい資本主義の模索―ゆがみの修正は可能か(ステークホルダー資本主義 利益至上主義からの転換;インクルーシブ資本主義 誰も取り残さない試み ほか);第5章 不都合な真実―アングロサクソン一人勝ちの誤算(「冷戦後の時代」の終わり;成長を引き出した国家資本主義 社会主義の修正復活 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-502-51641-2   4-502-51641-4
書誌番号 1124048648
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124048648

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