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中国「四大奇書」の誕生 -- 角川選書 --
小松謙 /著   -- KADOKAWA -- 2024.12 -- 19cm -- 278p

資料詳細

タイトル 熱狂する明代
副書名 中国「四大奇書」の誕生
シリーズ名 角川選書
著者名等 小松謙 /著  
出版 KADOKAWA 2024.12
大きさ等 19cm 278p
分類 923.5
件名 中国小説-歴史-明時代
注記 年表あり
著者紹介 1959年、兵庫県生まれ。京都府立大学教授。専門は中国文学。京都大学大学院博士後期課程中退。文学博士。著書に『中国文学の歴史 元明清の白話文学』(東方選書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本人にも馴染みの深い「四大奇書」の『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶海』。出版バブルを迎えた明代後期は、人々が規範や常識を超えて、自分らしい人生を求めた、熱狂の時代だった。その複雑な成立背景を、世界史の流れの中から解き明かす。
要旨 日本人にも馴染みの深い「四大奇書」の『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』。出版バブルを迎えた明代後期は、人々が規範や常識を超えて、自分らしい人生を求めた、熱狂の時代だった。いかにして話し言葉による「白話小説」は生まれたのか。なぜアウトローが主人公で、反体制的なのか。作品を刊行した真の狙いとは何か。元代から清代まで辿り、政治史・世界史からのアプローチも用いて、中国文学史の謎を解き明かす。
目次 第一章 モンゴルの遺産;第二章 明代前期に起きたこと;第三章 寧王朱宸濠の反乱―戦争マニア武宗正徳帝と王陽明;第四章 新しい哲学と文学を求めて―陽明学と復古派;第五章 誰が、何のために『三国志演義』『水滸伝』を作り上げたのか;第六章 「南倭」と短篇白話小説集の出現;第七章 「北虜」と『金瓶梅』;第八章 熱狂の時代―出版の爆発的拡大と「真」の追究;第九章 祭の終わり―最後の輝きと明の滅亡;終章 その後のこと―消え去ったものと受け継がれるもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703732-8   4-04-703732-X
書誌番号 1124054263
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124054263

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