落伍・追放・従属・未発・植民地 --
犬塚康博 /著   -- 図書出版みぎわ -- 2024.12 -- 21cm -- 373,25p

資料詳細

タイトル 博物館のアルケオロジー
副書名 落伍・追放・従属・未発・植民地
著者名等 犬塚康博 /著  
出版 図書出版みぎわ 2024.12
大きさ等 21cm 373,25p
分類 069.021
件名 博物館-日本-歴史-明治以後
注記 索引あり
著者紹介 1956年生。関西大学文学部史学科卒業。千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。考古学、博物館史研究。著書に『戸山屋敷銅鐸考』(名古屋市博物館、1992年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈学芸員〉は〈キュレーター〉ではなかった!!. 反商品の教育主義. 商品陳列所改造論. 博物館外部システム論. 博物館史から見る橋下府政の博物館論. 一九四〇年代前半東京科学博物館の団体研究と「開放された大学」. 木場一夫『新しい博物館-その機能と教育活動-』の研究. 井尻正二の「大学的研究と博物館的研究」をめぐる博物館研究の史的検討. 収容所の博物館、占領期の博物館. 『興業意見』の陳列所・博物館論. 未発の資料館. 吉田富夫の遺跡公園論と博物館論. 新京動植物園考. ゴジラ起源考. 略奪文物返還問題備忘録. 博物館法二〇二二年改定の意味
内容紹介 日本に博物館が誕生して以降、博物館学が見落としてきた問題に関する論考を掲載。国内中央のみならず地域、アメリカの日系人収容所、植民地であった満洲国など、時代・場所・学問領野を縦横断して、博物館体験を考古学する。
要旨 これからの博物館は、どのような轍を踏まずに変わるべきなのか―。明治期わが国に博物館が誕生してからこんにちに至るまで、日本の博物館学が見落としてきた様々な問題に関する論考群を、落伍、追放・従属、未発、植民地というカテゴリーで編む。国内中央のみならず地域、さらにアメリカの日系人収容所、植民地であった満洲国と、時代、場所、学問の領野を縦横断して、博物館体験を考古学する。
目次 1 落伍(反商品の教育主義―博物館の自意識に関する考察;商品陳列所改造論;博物館外部システム論;博物館史から見る橋下政府の博物館論);2 追放・従属(一九四〇年代前半東京科学博物館の団体研究と「開放された大学」;木場一夫『新しい博物館―その機能と教育活動―』の研究;井尻正二の「大学的研究と博物館的研究」をめぐる博物館研究の史的検討;収容所の博物館、占領期の博物館(博物館と主権に関するノート));3 未発(『興業意見』の陳列所・博物館論;未発の資料館―名古屋市守山区吉根の区画整理と博物館体験;吉田富夫の遺跡公園論と博物館論);4 植民地(新京動植物園考;ゴジラ起源考;略奪文物返還問題備忘録)
ISBN(13)、ISBN 978-4-911029-13-8   4-911029-13-7
書誌番号 1124055430
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124055430

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 069.0 一般書 利用可 - 2078613400 iLisvirtual