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働く場所を整えるために必要なこと -- 朝日新書 --
藤崎麻里 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2025.1 -- 18cm -- 306p

資料詳細

タイトル なぜ今、労働組合なのか
副書名 働く場所を整えるために必要なこと
シリーズ名 朝日新書
著者名等 藤崎麻里 /著  
出版 朝日新聞出版 2025.1
大きさ等 18cm 306p
分類 366.621
件名 労働組合-日本
著者紹介 1979年生まれ。朝日新聞記者。経済部、政治部などを経て、GLOBE編集部。一橋大学大学院社会学研究科ならびにロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院国際関係学科で修士課程を修了。共著に『「新しい戦争」とメディア―9・11以後のジャーナリズムを検証する』。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 広がる格差や実質賃金に追いつかない賃上げなど、日本の労働環境には課題が山積している。働く環境をよくするために労働組合には何ができるのか。若い世代や非正規雇用など組合と繋がらない人も多いなかでできること、時代に沿ったアップデートの方法を探る。
要旨 先の見通せない時代、労働組合にできることは何か。働き手を守るための社会的機能とは?2024年の春闘では賃上げ率が5%台と33年ぶりの高水準となった。「古い枠組み」と思われがちな労働組合だが、歴史的ベアに加え、「カスハラ対策」など新たな政策を生み出す力が注目されている。本来、経営者に対して弱い立場におかれる働き手が、対等な立場で賃金や働く場所のルールを議論できる仕組みが労働組合だ。だが、活動を知らない世代が増え、働き方が多様化する時代、労組とつながらない人たちは少なくない。格差拡大の今、産業の環境変化に対応できる人材育成の仕組みや、雇用のセーフティーネット構築など労組が取り組むべき課題は多い。
目次 1 日本編―現場から(職場の働きやすさをつくる―「カスハラ」の舞台裏;フリーランス・雇用されない働き方―成長産業や人手不足なのに賃金が上がらない;「職場をカスタマイズする方法」―メディアパーソナリティー小島慶子さんの場合;中小の春闘―変化のうねりは鳥取から);2 日本編―政策提言(「官製春闘」の実態―最大の賃上げ策は労組を増やすこと?;リスキリング―スウェーデンの労使が作った枠組み;ワークルール―学校教育で広がらない「働く上での基本ルール」;外国人の相談窓口―NPOと地方連合の連携;働く人の視点を政治に生かすためには;労働組合のこれから);3 日本編―労働組合の可能性(領域を広げる―組合員以外のために何ができるのか;労働組合を改革する;NPOとつながる意味;社会でも支えるという発想);4 米国編―現場から(サンダース委員会―「企業の強欲とたたかう」;中間層をつくるために;ボトムアップからの改革は?―全米自動車労働組合(UAW)の変化;伝統的労組の変化―シカゴ教職員組合の「歴史的」転換点;新しい「労組」の誕生―グーグルで始まった社会運動)
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-295299-8   4-02-295299-7
書誌番号 1124056162
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124056162

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 366.6 一般書 貸出中 - 2077568606 iLisvirtual
公開 Map 366.6 一般書 利用可 - 2078580219 iLisvirtual