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松本莞 /著   -- みすず書房 -- 2025.1 -- 21cm -- 365p 図版16p

資料詳細

タイトル 父、松本竣介
著者名等 松本莞 /著  
出版 みすず書房 2025.1
大きさ等 21cm 365p 図版16p
分類 723.1
個人件名 松本竣介
注記 年譜あり
著者紹介 松本竣介次男。1939年東京市淀橋区(現・東京都新宿区)に生まれる。日本大学理工学部建築学科卒、石本建築事務所に勤務し、多くのプロジェクトを担当。かたわら大川美術館、玉川近代美術館を設計、また、松尾の家等数々の個人住宅設計にも携わる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 夭折の天才画家松本竣介の次男でモデルにもなっている松本莞が地道な調査をおこない父の足跡を辿った1冊。生い立ち、一家の暮らしや当時の世相を竣介の絵、文章や手紙、写真に加え、同時代を生きた画家仲間や関係者の談話などをもとに構成する。
要旨 松本竣介の作品は広く知られ、多くの人々に愛好されている。青く透明感のある都会風景、あるいは都市の一隅にある建物、あるいはマルスブラウンを基調とする身近な人物…。夭折の画家松本竣介(1912‐48)。本書は竣介の次男で、その絵の中にも描かれている莞による評伝である。日中戦争・太平洋戦争から敗戦に至る困難な時代、花巻、盛岡の風土に育ち、東京で画家仲間たちと青春の日々を過ごし、家族と芸術を守ろうとした若き画家の生涯が、これまでの調査・研究や残された多数の資料を基に、家族に伝わる逸話や思い出を織り交ぜながら丹念に辿られる。また、36歳で没した当時、ほぼ無名の画家だった竣介を世に送り出し、評価した人々も、本書のもう一つの主題である。画家仲間、研究者、画商たちをめぐる回想からは、戦後日本の美術界の人間風景が浮かび上がってくる。それは松本竣介の評価の歴史に対する証言としても貴重である。父の匂いを忘れまいとする著者の思いが、この一冊に結実した。
目次 第一章 佐藤俊介―父勝身と「生長の家」;第二章 松本家の人々―『雑記帳』と禎子;第三章 「生きてゐる画家」―莞と俊介;第四章 戦火の下で―疎開と終戦;第五章 再出発―洋子そして竣介の死;第六章 禎子の戦い―遺作と遺産;第七章 竣介を識る旅―美術館と画廊の人々
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09753-2   4-622-09753-2
書誌番号 1124056853
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124056853

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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