オルタナティブで多声的な歴史を紡ぐ -- 慶應義塾大学東アジア研究所叢書 --
笠井賢紀 /編著, 田島英一 /編著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2025.1 -- 22cm -- 289p

資料詳細

タイトル パブリック・ヒストリーの実践
副書名 オルタナティブで多声的な歴史を紡ぐ
シリーズ名 慶應義塾大学東アジア研究所叢書
著者名等 笠井賢紀 /編著, 田島英一 /編著  
出版 慶應義塾大学出版会 2025.1
大きさ等 22cm 289p
分類 201.04
件名 歴史学
注記 索引あり
著者紹介 【笠井賢紀】慶應義塾大学法学部准教授。1983年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了、博士(政策・メディア)。専門分野:社会学。主要著作『栗東市の左義長からみる地域社会』(サンライズ出版、2019年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:堆積するオルタナティブな歴史と記憶 笠井賢紀著. 歴史における二つの「公」 田島英一著. 共鳴する親子ラジオ 松本章伸著. ロシアの「チャストゥーシカ」と歴史実践 熊野谷葉子著. 東日本大震災の災害伝承施設とパブリック・ヒストリー 内尾太一著. 何のためなら災禍をめぐる経験を語れるのか? 大橋香奈著. 「語らない」から「語りだす」へ 湯川真樹江著. ひきこもりのパブリック・ヒストリーの可能性と不可能性 藤谷悠著. 宗教的経験と「歴史」実践のあいだ 阿毛香絵著. パブリック・ヒストリーからジェノサイドへ ハディ・ハーニ著. 住み継ぐまちづくりに向けた「住まいの記憶史調査」の活用方策 竹山和弘著. 四国遍路につつまれて 後藤一樹著
要旨 一般市民が担う歴史実践から新たな視野をひらく。学問が歴史を占有せず、人びとと共に人びとの歴史を作り上げていく営みである「パブリック・ヒストリー」。声なき声を聴くその実践から、共生の可能性を考える。
目次 第1部 「パブリック・ヒストリー」の論点(堆積するオルタナティブな歴史と記憶;歴史における二つの「公」);第2部 実践に埋め込まれた歴史(共鳴する親子ラジオ―アメリカ統治下沖縄のラジオ放送が紡いだもう一つの歴史;ロシアの「チャストゥーシカ」と歴史実践;東日本大震災の災害伝承施設とパブリック・ヒストリー―Google Mapsレビューデータから紡がれる声);第3部 語りづらさを超えて(何のためなら災禍をめぐる経験を語れるのか?―映像制作を通して共に考える;「語らない」から「語りだす」へ―満洲引揚者・土屋洸子の戦後経験に着目して);第4部 誰が歴史を紡ぐのか(ひきこもりのパブリック・ヒストリーの可能性と不可能性;宗教的経験と「歴史」実践のあいだ―セネガルのスーフィー教団を事例として;パブリック・ヒストリーからジェノサイドへ―パレスチナ/イスラエルにまつわる歴史実践の相克);第5部 歴史実践を生み出す(住み継ぐまちづくりに向けた「住まいの記憶史調査」の活用方策;四国遍路につつまれて―自己の死と歴史実践としての蘇生)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-3005-9   4-7664-3005-0
書誌番号 1124058904
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124058904

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