南山大学学術叢書 --
岡地稔 /著   -- 八坂書房 -- 2025.1 -- 22cm -- 28,268,34p

資料詳細

タイトル 九一一年コンラート一世国王選挙研究
シリーズ名 南山大学学術叢書
著者名等 岡地稔 /著  
出版 八坂書房 2025.1
大きさ等 22cm 28,268,34p
分類 234.04
件名 神聖ローマ帝国
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1952年愛知県生まれ。1975年名古屋大学文学部史学科(西洋史学専攻)卒業。1980年名古屋大学大学院文学研究科(史学地理学専攻西洋史専門)博士課程後期課程単位取得満期退学。南山大学外国語学部教授をへて南山大学名誉教授。専門は中世初期ヨーロッパ史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 中世初期、カロリング朝とオットー朝のはざまに佇む、一代限りの孤高の王、コンラート1世。カロリング朝断絶の後、ドイツ成立史における里程標の1つに数えられる、その「国王選挙」について、精緻な分析を通して、その実態に肉薄する。
要旨 中世初期、カロリング朝とオットー朝のはざまに佇む、一代限りの孤高の王、コンラート1世(在位911‐918)。カロリング朝断絶の後、ドイツ成立史における里程標の1つに数えられる、その「国王選挙」について、遺されたわずかな史料の精緻な分析を通して、ヴェールに包まれたその実態に肉迫する渾身の論考。図版多数。
目次 第1章 序(国王選挙研究と本書の課題;九・十世紀交期東フランク=ドイツにおける権力構造―東フランク・カロリンガー王統の断絶をめぐる問題状況);第2章 九一一年コンラート一世国王選挙(史料、事実関係、および研究史上の問題点;再検討コンラート一世国王文書第一番・文書認証者;事後承認節;プラスマンの事前選挙説);第3章 『モンツァ本アレマニエン年代記』のテキスト構造(問題の所在と課題;『モンツァ本アレマニエン年代記』をめぐる書誌学的確認;『モンツァ本アレマニエン年代記』テキストをめぐって;小結論);第4章 九一一年・シュヴァーベンにおける「騒擾」(tumultus)(課題の設定;九世紀末〜十世紀初シュヴァーベンにおける国王権力と貴族群像;シュヴァーベン大公権形成史における「宮廷伯権力」;シュヴァーベンにおける「騒擾」―ツェトラー説の紹介と検証、自説の提示;小結論―コンラート一世国王選挙との関連に寄せて);第5章 結び―考察行程のふり返り、およびコンラート一世国王選挙再構成の試み
ISBN(13)、ISBN 978-4-89694-374-0   4-89694-374-0
書誌番号 1190502481
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190502481

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