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フィールドとの〈対話〉から構造的差別へ --
三浦耕吉郎 /著   -- 晃洋書房 -- 2025.1 -- 22cm -- 243,8p

資料詳細

タイトル 環境と差別の社会学
副書名 フィールドとの〈対話〉から構造的差別へ
著者名等 三浦耕吉郎 /著  
出版 晃洋書房 2025.1
大きさ等 22cm 243,8p
分類 361.8
件名 社会的差別
注記 文献あり
著者紹介 関西学院大学社会学部教授。専門は、生活史、差別問題、環境社会学、質的調査法。著書に『自然死(老衰)で逝くということ―グループホーム「わたしの家」で父を看取る―』(新曜社、2024年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:理論の外へ、もしくは〈対話〉としての社会学. 〈現場からの声〉は届いたか?. 風評被害のポリティクス. 歴史は逆なでに書かれる. 民衆文化の自律性と文化的ヘゲモニー. 儀礼のメタ規範と暴力の政治. 時の往還. カテゴリー化の罠. 「部落を認知すること」における〈根本的受動性〉をめぐって
内容紹介 風評被害、シャリヴァリ、部落表象へのアプローチ…。環境問題と差別問題とのインターセクション(交差性)を解明。フィールドとの〈対話〉から生みだされる理論的なブレイクスルーの射程とは。
要旨 本書では、前著の方法論(ディスコミュニケーションに着目する“対話”論的アプローチ)や理論モデル(環境的正義のヘゲモニー分析に依拠した構造的差別モデル)は基本的に受け継ぎながらも、たんなる記述的分析にとどまらずに、社会史における儀礼研究を取り込みつつ、より深い社会学的な理論化をめざしたい。
目次 第1部 原子力災害と構造的差別(理論の外へ、もしくは“対話”としての社会学;“現場からの声”は届いたか?―原子力発電所と被曝労働;風評被害のポリティクス―名づけの“傲慢さ”をめぐって);第2部 “問い”と“対話”としての社会史(歴史は逆なでに書かれる―オーラル・ヒストリーからの社会科学認識論;民衆文化の自律性と文化的ヘゲモニー―サバト、あるいは集団的アニミズム;儀礼のメタ規範と暴力の政治―シャリヴァリ儀礼の転用をめぐって);第3部 往還の途上―部落表象への関係論的アプローチ(時の往還―インタビューにおける「語り」の分析から;カテゴリー化の罠―社会学的“対話”の場所へ;「部落を認知すること」における“根本的受動性”をめぐって―慣習的差別、もしくは“カテゴライズする力”の彼方)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3895-0   4-7710-3895-3
書誌番号 1124060004
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124060004

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 361.8 一般書 予約準備中 - 2077798270 iLisvirtual