隠された構造を探る --
吉川一義 /著   -- 岩波書店 -- 2025.1 -- 22cm -- 407,38p

資料詳細

タイトル 『失われた時を求めて』の謎
副書名 隠された構造を探る
著者名等 吉川一義 /著  
出版 岩波書店 2025.1
大きさ等 22cm 407,38p
分類 950.278
件名 失われた時を求めて
個人件名 プルースト マルセル
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1948年、大阪市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。パリ・ソルボンヌ大学博士。京都大学名誉教授。著書に『プルースト美術館』(筑摩書房)、『プルーストの世界を読む』『プルーストと絵画』(ともに岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:まぼろしの初稿の発見. 小説と批評の総合. 増殖する長篇. 社交界に君臨する人びと. ジュヌヴィエーヴ・ド・ブラバンの幻灯. 画家ベノッツォ・ゴッツォリ. キク、乃木将軍、浮世絵、水中花. ギリシャの彫刻とエジプトのミイラ. 作中の芸術家たち. 情熱と冷静. ジッドとプルーストの対話. サディストは悪の芸術家である. パリの物売りの声. ゴンクール兄弟の「未発表の日記」. 第一次大戦下のパリ. 深まる謎
内容紹介 『失われた時を求めて』は幾重もの謎に包まれている。長篇はいかに誕生したのか?ヒロイン・アルベルチーヌはなぜ捉えどころがないのか?「私」という一人称の仕掛けとは?小説と批評を総合した希有なる作品の隠された構造を精緻に読み解く。
要旨 『失われた時を求めて』は幾重もの深い謎に包まれている。―長篇はどのように誕生しし、いまある形になったのか?没後百年を経て発見された「七十五枚の草稿」とは何か?社交界における同性愛とユダヤ性の位置づけと、作中での芸術の果たす機能とは?ヒロイン・アルベルチーヌはなぜ捉えどころがないのか?すべてのできごとを語る一人称の「私」とは何者なのか?―アルベルチーヌ物語の生成過程などを突きとめたプルーストの草稿研究の先駆者が、長篇に隠された構造と作家の手法を精緻に読み解き、小説と批評を総合した希有なる作品の新たな相貌を浮かび上がらせる。巻末に『失われた時を求めて』全巻の梗概を付す。
目次 第一部 大長篇誕生の謎(まぼろしの初稿の発見―「七十五枚の草稿」を読む―;小説と批評の総合―『サント=ブーヴに反論する』の未完の構想―;増殖する長篇―終わりなき加筆をたどる);第二部 作品の構造をめぐる謎(社交界に君臨する人びと―貴族・ブルジョワ・ユダヤ人―;ジュヌヴィエーヴ・ド・ブラバンの幻灯―コンブレーとゲルマントをつなぐ伝説―;画家ベノッツォ・ゴッツォリ―「コンブレー」から『囚われの女』への四極構造);第三部 芸術と芸術家をめぐる謎(キク、乃木将軍、浮世絵、水中花―ジャポニスムへのまなざし―;ギリシャの彫刻とエジプトのミイラ―偶像崇拝と分身について―;作中の芸術家たち―エルスチールを中心に);第四部 恋心と性愛をめぐる謎(情熱と冷静―恋心を語る自由間接話法―;ジッドとプルーストの対話―『コリドン』から『ソドムとゴモラ』へ―;「サディストは悪の芸術家である」―ヴァントゥイユ嬢の純粋さ);第五部 作家の方法をめぐる謎(パリの物売りの声―フィクションか批評か―;ゴンクール兄弟の「未発表の日記」―文体模写とフェティシズム―;第一次大戦下のパリ―反リアリズムの方法)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022247-1   4-00-022247-3
書誌番号 1124060485
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124060485

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