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「健康で文化的な最低限度の生活」という難問 -- ちくま新書 --
志賀信夫 /著   -- 筑摩書房 -- 2025.2 -- 18cm -- 213p

資料詳細

タイトル 貧困とは何か
副書名 「健康で文化的な最低限度の生活」という難問
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 志賀信夫 /著  
出版 筑摩書房 2025.2
大きさ等 18cm 213p
分類 368.2
件名 貧困
注記 文献あり
著者紹介 宮崎県日向市出身。大分大学福祉健康科学部准教授。一橋大学社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。NPO法人「結い」理事。専門は、貧困理論、社会政策。著書に『貧困理論の再検討――相対的貧困から社会的排除へ』(法律文化社、2016年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 貧困とは「お金がないこと」だと思っている人は多い。では生きていくための最低限のお金さえあれば「貧困」ではないのか?時代ごとに変わる「貧困」概念をめぐる議論と問題点を整理し、「貧困」が今もなくならないのはなぜかという根本的な問いに対峙する。
要旨 貧困とは「お金がないこと」だと思っている人は多い。では生きていくための最低限のお金さえあれば貧困ではないのか?貧困の定義は実は時代ごとに課題にぶつかり、形を変えてきた。貧困層を劣った人間と見なす優生思想、男女差別を前提とした家族主義、子どもを救うに値する/しないに選別する投資の論理、貧困を努力の問題に還元する自己責任論…。気鋭の研究者が、「貧困」概念をめぐる議論と問題点を整理し、「貧困」が今もなくならないのはなぜかという根本的な問いに対峙する。
目次 序章 貧困とは何か?;第1章 生きていければ「貧困」じゃない?―絶対的貧困理論;第2章 家族主義を乗り越えるために―相対的貧困理論;第3章 ベーシック・サービス、コモン、社会的共通資本―社会的排除理論;第4章 「子どもの貧困」に潜む罠―「投資」と「選別」を批判する;第5章 「貧困」は自分のせいなのか?―「階級」から問い直す;終章 貧困のない社会はあり得るか?
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07669-4   4-480-07669-7
書誌番号 1124061688
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124061688

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 368.2 一般書 貸出中 - 2078645531 iLisvirtual
港南 公開 368 一般書 予約受取待 - 2078658528 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 368 一般書 貸出中 - 2078676909 iLisvirtual