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流動する労働力と農家経営 --
菅野智博 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2025.2 -- 22cm -- 291p

資料詳細

タイトル 満洲の農村社会
副書名 流動する労働力と農家経営
著者名等 菅野智博 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2025.2
大きさ等 22cm 291p
分類 612.225
件名 中国(東北部)-農業-歴史 , 農業経営-中国(東北部)-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 慶應義塾大学経済学部准教授。1987年中国吉林省生まれ。東北師範大学歴史文化学院での留学を経て、2011年宇都宮大学国際学部国際文化学科卒業、2018年一橋大学大学院社会学研究科後期課程修了。博士(社会学)。中山大学歴史学系(珠海)副教授を経て、2021年より現職。専門は中国近現代史、東アジア近現代史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:農村から満洲を問う意味. 近代日本の満洲農村調査. 雇農と村落社会. 雇農の移動からみる社会関係. 農業労働力の雇用と労働市場. 農業外就業と農家経営. 分家からみる農家経営の変容. 1945年以降の農村社会. 労働力と農家経営からみる満洲農村社会
内容紹介 日本植民地史研究と中国近現代史研究の両方のアプローチから、満洲の労働力と農家経営に対してミクロな分析を行った論集。とりわけ農村で生活する労働者たちに注目し、彼らの地理的移動と職業移動の動きから農家経営のあり方などを捉える。
要旨 満洲の開発・開墾は近代以降の複雑な内外情勢の中で急速に進展し、特に鉄道が重要な役割を果たした。また、20世紀初頭からは農業に加えて工業や鉱業などの諸産業も発展し、地域社会や人々の生活に大きな影響を与えることになった。本書では、日本植民地史研究と中国近現代史研究の両方のアプローチから、満洲の労働力と農家経営に対してミクロな分析をする。とりわけ農村で生活する労働者たちに注目し、彼らの地理的移動と職業移動という二つの動きから農家経営のあり方や、現地農民の行動原理と経営戦略を捉える。
目次 序章 農村から満洲を問う意味;第1章 近代日本の満洲農村調査;第2章 雇農と村落社会;第3章 雇農の移動からみる社会関係;第4章 農業労働力の雇用と労働市場;第5章 農業外就業と農家経営―南満洲の遼陽県前三塊石屯を事例に;第6章 分家からみる農家経営の変容―北満洲の蒼氏一族を事例に;補論 1945年以降の農村社会―土地改革の影響と互助合作の展開;終章 労働力と農家経営からみる満洲農村社会
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-3010-3   4-7664-3010-7
書誌番号 1124063666
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124063666

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中央 4階自然科学 612.2 一般書 貸出中 - 2077763123 iLisvirtual