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日中近代の「文」の交錯 --
斉金英 /著   -- 勁草書房 -- 2025.2 -- 20cm -- 433,13p

資料詳細

タイトル 天下の「逸民」革命の「新民」
副書名 日中近代の「文」の交錯
著者名等 斉金英 /著  
出版 勁草書房 2025.2
大きさ等 20cm 433,13p
分類 910.261
件名 日本文学-歴史-明治時代 , 中国文学-歴史-清時代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1970年生まれ。専門は日中近現代文学。2019年東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。現在、東京大学、明治大学、武蔵大学非常勤講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:明治日本・清末中国の「民」と文学表象. 「国民」の身体と「逸民」の心のアポリア. 「帝国臣民」と「天下の逸民」の距離. 「逸民」と「気狂」を「立方的」に読む. 徴兵忌避する「遊民」の「沈黙した声」. 東京から想像する満洲と流民. 馬賊と露清戦争. 馬賊と日露戦争. 方法としての「新民」. 女性「新民」が拓く「未来」. 「女俠」と革命. 交錯する帝国主義時代の「民」
要旨 「民」という文字概念が生み出すダイナミックな文学表象。
目次 序章 明治日本・清末中国の「民」と文学表象;第一部 帝国主義戦争と明治後期の「逸民」「遊民」・流民(「国民」の身体と「逸民」の心のアポリア―夏目漱石『吾輩は猫である』における猫・「逸民」・戦争;「帝国臣民」と「天下の逸民」の距離―夏目漱石『趣味の遺伝』と「諷語」;「逸民」と「気狂」を「立方的」に読む―夏目漱石『草枕』における「文明」・戦争・「憐れ」;徴兵忌避する「遊民」の「沈黙した声」―夏目漱石『それから』における青年の危機;東京から想像する満洲と流民―夏目漱石『門』・『彼岸過迄』を中心に);第二部 救亡図存と清末の「新民」・「俠民」(馬賊と露清戦争―石光真清『曠野の花』における満洲の「花」;馬賊と日露戦争―「俠民」が見た『中国興亡夢』;方法としての「新民」―未来図を描いた梁啓超『新中国未来記』;女性「新民」が拓く「未来」―頤瑣『黄綉球』が示した範例;「女俠」と革命―静観子『六月霜』における「冤」をめぐる騙り);終章 交錯する帝国主義時代の「民」
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-85205-5   4-326-85205-4
書誌番号 1124064741
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124064741

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