特集・勝野睦人 特集・牧野虚太郎 --
山下洪文 /監修   -- 未知谷 -- 2025.2 -- 20cm -- 602p

資料詳細

タイトル 実存文学 3
各巻タイトル 特集・勝野睦人 特集・牧野虚太郎
著者名等 山下洪文 /監修  
出版 未知谷 2025.2
大きさ等 20cm 602p
分類 911.5
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 実存主義
注記 年譜あり
著者紹介 1988年生まれ。日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)。著書に詩集『僕が妊婦だったなら』(土曜美術社出版販売)がある。現在、日本大学芸術学部文芸学科専任講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:詩集 勝野睦人著. 散文 勝野睦人著. 書簡 勝野睦人著. 勝野睦人の思い出 竹下育男述 舟橋令偉聞き手・編集 古川慧成聞き手・編集. 括弧書きにされない叫び 田口愛理著. 「あなた」の回復 古川慧成著. 透明な言葉のゆくえ 島畑まこと著. 言葉は捨てられた小壜である 舟橋令偉著. 小詩集 島畑まこと〔ほか〕著 田口愛理〔ほか〕著 古川慧成〔ほか〕著. 牛腸ひのえの帰属 海老沢優著. やわらかな角 島畑まこと著. 詩集 牧野虚太郎著. 散文 牧野虚太郎著. 静かなる予感 中田凱也著. あふれる邂逅にむけて 内藤翼著. もう一つの「荒地」への旅 山下洪文著
要旨 人間の死・歴史の死・文学の死がまことしやかに語られるこのいま、実存の業火を灯しつづけるべく、学術叢書『実存文学』は創刊された。神に魅入られたかのような異貌の抒情詩を綴り、二十歳で事故死した勝野睦人、世界への殺意をこの上なく美しく歌った詩を数篇残し、二十歳で病死した牧野虚太郎の全作品を掲載するとともに、その歴史的意義を解明する数々の論考、そして創作の「いま」を刻み込む詩・小説を付す。「ひつそりとそれさへも道である」―生きる道は途絶えていたのに、詩人は「道」を詩で指し示した。その道の一つを、生き残った詩人たちは「荒地」と呼んで歩いた。私たちもまた、「時代遅れ」の実存を抱いて、一つの「道」を行こうとしている。偽りの言葉・偽りの思想の氾濫するなかで、生も死も偽りかもしれぬと覚悟しながら、なおひたむきに言葉を紡いだ軌跡がここにある。
目次 特集・勝野睦人(解説 勝野睦人について(山下洪文);アルバム;勝野睦人全集 ほか);小詩集(透明なる焔(島畑まこと);約束(田口愛理) ほか);小説(牛腸ひのえの帰属(海老沢優);やわらかな角(島畑まこと));特集・牧野虚太郎(解説 牧野虚太郎について(山下洪文);牧野虚太郎全集 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89642-746-2   4-89642-746-7
書誌番号 1124065121
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124065121

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