全体主義・転向・反革命 --
中島一夫 /著   -- 書肆子午線 -- 2025.1 -- 20cm -- 526p

資料詳細

タイトル アフター・リアリズム
副書名 全体主義・転向・反革命
著者名等 中島一夫 /著  
出版 書肆子午線 2025.1
大きさ等 20cm 526p
分類 904
件名 文学
注記 文献あり
著者紹介 1968年生まれ。文芸評論家。2000年に「媒介と責任―石原吉郎のコミュニズム」で新潮新人文学賞受賞。2014年の1年間『週刊読書人』にて論壇時評を執筆。著書に『収容所文学論』(論創社、2008年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:復讐の文学. なし崩しの果て. 江藤淳の共和制プラス・ワン. 批評家とは誰か. PC全盛時代の三島由紀夫. 前線としてのラーゲリ. 鮎川信夫のユートピア. 反原発と毛沢東主義. 自然災害の狡知. 木登りする安吾. 江藤淳と新右翼. 疎外された天皇. 文学の毒. 時評二〇一四年一月~一二月. それでも福田和也が現代文学を語る理由. ファシストの孤独. 福田和也から詩を奪回する. 鴎外の憂鬱. 「妄説」を語るのは誰か?. 鈴木貞美に反論する. その1. 鈴木貞美に反論する. その2. 前衛の再建. “楕円”を描く武井の「二重性」. 実存的な「生」への抵抗. 文学にならなくて私はなんらかまわない ほか10編
内容紹介 転向と文学の問題に直面したものたちのリアリズムへの懐疑を通じ、文学にふたたび「転向」という主題を導入する。転向論のほか、ラーゲリ、保守革命をめぐる諸論考、論争的時評・書評を集成した批評の軌跡。
要旨 「文学とは、つねに転向者のものである」。中村光夫、平野謙、江藤淳、蓮實重彥、三島由紀夫、転向と文学の問題に直面したものたちのリアリズムへの懐疑を通じ、文学にふたたび「転向」という主題を導入する!転向論のほか、ラーゲリ、保守革命をめぐる諸論考、論争的時評・書評を集成した批評の軌跡。
目次 1 文学・転向・リアリズム(復讐の文学 プロレタリア文学者、中村光夫;なし崩しの果て プチブルインテリゲンチャ、平野謙 ほか);2 ラーゲリ・ユートピア・保守革命(前線としてのラーゲリ スパイにされた男、内村剛介;鮎川信夫のユートピア ソルジェニーツィン・内村剛介・石原吉郎 ほか);3 時評 二〇一四年一月〜一二月(一月 内戦前夜にある「日本」;二月 冷戦後を生きはじめた言論空間 ほか);4 書評(それでも福田和也が現代文学を語る理由 『現代文学』;ファシストの孤独『イデオロギーズ』 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-908568-47-3   4-908568-47-2
書誌番号 1124066974
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124066974

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