福祉国家と新自由主義のはざまで --
長谷川貴彦 /編, 長谷川貴彦 /〔ほか〕執筆   -- 岩波書店 -- 2025.3 -- 22cm -- 210p

資料詳細

タイトル サッチャリズム前夜の〈民衆的個人主義〉
副書名 福祉国家と新自由主義のはざまで
著者名等 長谷川貴彦 /編, 長谷川貴彦 /〔ほか〕執筆  
出版 岩波書店 2025.3
大きさ等 22cm 210p
分類 233.07
件名 イギリス-歴史-20世紀
注記 並列タイトル:Popular Individualism on the Eve of Thatcherism
著者紹介 【長谷川貴彦】1963年生.北海道大学大学院文学研究院教授.近現代イギリス史,歴史理論.著書に『イギリス福祉国家の歴史的源流-近世・近代転換期の中間団体』(東京大学出版会,2014)など.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:一九七〇年代の民衆的個人主義 長谷川貴彦著. コミュニティ・アクションの源流 長谷川貴彦著. 教育政治の変容と新自由主義 岩下誠著. ライフヒストリーからみたウーマンリブ運動 梅垣千尋著. ゲイ解放戦線の運動経験とそのレガシー 市橋秀夫著. 「危機の時代」の北アイルランド問題 尹慧瑛著. 「踊りの場」の人種差別 浜井祐三子著. 「許容する社会」、モラルの再興、マーガレット・サッチャー 小関隆著
内容紹介 民衆的アーカイヴを駆使し、イギリス戦後史の分水嶺とされる新自由主義的改革へと向かう1970年代の社会が内包していた多様な可能性を、福祉や教育、ジェンダー、移民と多文化主義、宗教とモラリズム等の面から明らかにする論集。
要旨 新自由主義の「成功」物語を超えて―戦後史のナラティヴを民衆の声から再構築する。戦後イギリス史の分水嶺とされる1970年代が内包していた多様な可能性を「下から」のアプローチによって明らかにする労作。
目次 序章 一九七〇年代の民衆的個人主義(長谷川貴彦);第1章 コミュニティ・アクションの源流―ノッティングヒルのジャン・オマリー、一九六八‐七五年(長谷川貴彦);第2章 教育政治の変容と新自由主義―ウィリアム・ティンデール校事件(一九七五年)を再訪する(岩下誠);第3章 ライフヒストリーからみたウーマンリブ運動―オルタナティヴな女性コミュニティの希求(梅垣千尋);第4章 ゲイ解放戦線の運動経験とそのレガシー―「サッチャリズム」ナラティヴ再考のために(市橋秀夫);第5章 「危機の時代」の北アイルランド問題―バーミンガム・アイリッシュの経験から(尹慧瑛);第6章 「踊りの場」の人種差別(浜井祐三子);終章 「許容する社会」、モラルの再興、マーガレット・サッチャー(小関隆)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061686-7   4-00-061686-2
書誌番号 1124067604
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124067604

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