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個人識別技術と身体の情報化 --
村上宏昭 /編著, 高林陽展 /〔ほか〕執筆   -- 明石書店 -- 2025.2 -- 20cm -- 406p

資料詳細

タイトル 生体管理の近代史
副書名 個人識別技術と身体の情報化
著者名等 村上宏昭 /編著, 高林陽展 /〔ほか〕執筆  
出版 明石書店 2025.2
大きさ等 20cm 406p
分類 007.13
件名 バイオメトリクス-歴史 , 生体情報
注記 索引あり
著者紹介 【村上宏昭】筑波大学人文社会系・准教授。専門はドイツ近代史。おもな業績として、『世代の歴史社会学―近代ドイツの教養・福祉・戦争』昭和堂、2012年(単著)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「読まれる身体」の近代 村上宏昭著. 可読的身体の系譜学 村上宏昭著. 近代イギリスにおける医療技術と健康管理 高林陽展著. X線の医学的な使用と防護意識の形成 北村陽子著. 可視的身体と可読的身体のあいだで 梅澤礼著. 遺伝学者ハンス・ナハツハイムと「遺伝衛生」 紀愛子著. 生体認証技術と人種主義 昔農英明著. 植民地インドにおける「犯罪的集団」の身体の可読化 宮本隆史著. 南アフリカにおける指紋法の導入と展開 堀内隆行著. 「熱帯医学」としてのハンセン病研究 磯部裕幸著. 身体の情報化に抗して 村上宏昭著
内容紹介 バイオメトリクス、生体認証の技術なくしては、今日の社会活動は成り立たないというところまできている。こうした技術が立脚している、近代特有のいわば「可読的身体」に目を向け、その歴史的な系譜と諸相とを、西洋や植民地の事例を手がかりに考察する。
要旨 生体認証(バイオメトリクス)の技術なくしては、今日の社会生活は成り立たなくなりつつある。この技術が依拠する「可読的身体」に目を向け、その歴史的な系譜と諸相とを、西洋や植民地の事例を手がかりに考察する。
目次 「読まれる身体」の近代;第1部 規格化する視線、数値化される身体(可読的身体の系譜学―旅券・客観性・人体測定;近代イギリスにおける医療技術と健康管理―一九一八〜一九年インフルエンザと体温計測;X線の医学的な使用と防護意識の形成―ドイツの事例を中心に);第2部 「反社会的身体」への不安(可視的身体と可読的身体のあいだで―アルフォンス・ベルティヨンの功績;遺伝学者ハンス・ナハツハイムと「遺伝衛生」―一九五〇〜六〇年代ドイツにおける優生学の一例として;生体認証技術と人種主義―現代ドイツにおける移民・外国人管理の事例);第3部 植民地世界の生体管理(植民地インドにおける「犯罪的集団」の身体の可読化;南アフリカにおける指紋法の導入と展開―英領ケープ植民地の医師、警察と身体を中心に;「熱帯医学」としてのハンセン病研究―帝政期ドイツの議論から);身体の情報化に抗して
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5888-8   4-7503-5888-6
書誌番号 1124067691
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124067691

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 情報科学 007.1 一般書 利用可 - 2077778392 iLisvirtual