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「竹の外交論」からの脱却 --
パッタジット・タンシンマンコン /著   -- 東京大学出版会 -- 2025.2 -- 22cm -- 279p

資料詳細

タイトル タイ外交史を読み直す
副書名 「竹の外交論」からの脱却
著者名等 パッタジット・タンシンマンコン /著  
出版 東京大学出版会 2025.2
大きさ等 22cm 279p
分類 319.237
件名 タイ-外国関係-歴史
注記 並列タイトル:Unpacking“Bamboo Diplomacy”
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 東京大学海洋文化研究所・情報学環所属(講師)。タイ・チェンマイ生まれ。2010年にチュラーロンコーン大学文学部中国語専攻学士課程を卒業。2012年に来日、2019年早稲田大学社会科学研究科博士課程を修了。社会科学博士。2022年から現職。専門分野は東南アジアの現代史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「竹の外交論」とは何か. 竹の外交論再考. 「悪魔」の創造、妥協、接近. 揺れ動く「悪魔」の意味. ジェノサイドの愛国政権. 「愛国」と「売国」の狭間で. 竹の外交論を脱して
内容紹介 タイは国際政治という強風の中で柔軟にしなう「賢く細い竹」であったのか。「竹の外交論」と呼ばれるタイの外交史理解が、国内の政治対立や外交政策の失敗を隠蔽し、後付けで自己正当化するナショナリズムの神話的性質を持っていたことを明らかにする。
目次 序章 「竹の外交論」とは何か―通説の批判と本書の狙い;第1章 竹の外交論再考―タイ近現代史に偏在する小国意識;第2章 「悪魔」の創造、妥協、接近―タノーム政権期における世論の操作と変化(1963〜1973年);第3章 揺れ動く「悪魔」の意味―2つの10月事件期における大国認識(1973〜1976年);第4章 「ジェノサイドの愛国政権」―カンボジア紛争をめぐる認識の相克(1978〜1989年);第5章 「愛国」と「売国」の狭間で―グローバル化と米・中の政治的意味の逆転(1989〜2020年);終章 竹の外交論を脱して
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-036293-1   4-13-036293-3
書誌番号 1124067931
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124067931

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