「情操」から読み解く音楽教育史 -- 春秋社音楽学叢書 --
山本耕平 /著   -- 春秋社 -- 2025.3 -- 20cm -- 247,21p

資料詳細

タイトル 音楽で「良い子」は育てられるのか
副書名 「情操」から読み解く音楽教育史
シリーズ名 春秋社音楽学叢書
著者名等 山本耕平 /著  
出版 春秋社 2025.3
大きさ等 20cm 247,21p
分類 375.76
件名 音楽教育-日本-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 大阪府立交野支援学校四條畷校教諭、大阪芸術大学非常勤講師。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(文化表現論専攻)。博士(文学)。共著に『学校音楽文化論―人・モノ・制度の諸相からコンテクストを探る』(東信堂、2024年)など。専門は日本の音楽教育史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 豊かな心の醸成を大きな目標に掲げる日本の音楽教育、その根底に横たわる思想と課題に光をあてた1冊。国、地方自治体、作曲家、そして現場の音楽教師が「音楽と情操」をいかに捉えていたのかを検証する。
要旨 国、地方自治体、作曲家、そして現場の音楽教師が「音楽と情操」をいかに捉えていたのかを検証する。
目次 第一章 情操教育としての戦後音楽教育;第二章 諸井三郎が描いた戦後音楽教育 「音楽教育即情操教育」の孕む曖昧さ;第三章 文部省が構想した戦後音楽教育 「情操教育としての音楽科」はどのように成立したか;第四章 お手本としての情操教育の学校実践 東京都文京区立柳町小学校の実践を手がかりに;第五章 園部三郎を中心とする「官製」音楽教育批判 「美的情操」批判を中心に;第六章 林光と音楽教育 教研集会講師としての活動に焦点を当てて;第七章 現場の教師たちが作り上げる音楽教育 大阪音楽教育の会の教材観を手がかりに;第八章 文部省と民間団体との緊張関係に見る音楽教育 家永教科書裁判を中心に;補章 一九六〇年代の音楽のおけいこブーム 親と専門家との間に見られる音楽教育観のギャップ;終章 戦後音楽教育史における「情操」概念の機能
ISBN(13)、ISBN 978-4-393-93615-3   4-393-93615-9
書誌番号 1124069293
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124069293

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