中世・近世の庭園と建築から --
山澤清一郎 /著   -- 淡交社 -- 2025.3 -- 21cm -- 318p

資料詳細

タイトル ウチとソトをつなぐもの沓脱の変遷と役割
副書名 中世・近世の庭園と建築から
著者名等 山澤清一郎 /著  
出版 淡交社 2025.3
大きさ等 21cm 318p
分類 525.1
件名 空間(建築) , 庭園(日本)
著者紹介 博士(学術)日本庭園史専攻。カレンフジ株式会社代表取締役。京都芸術大学非常勤講師。1978年、静岡県生まれ。2022年、京都芸術大学大学院芸術研究科博士後期課程修了。2019年、日比谷公園ガーデニングショーガーデン部門優秀賞。2024年、全国都市緑化川崎フェア庭園コンテスト日本造園組合連合会理事長賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の建築と庭との間には「ウチ」とも「ソト」ともいえない縁側などの「中間領域」が存在し、そこでは履物の着脱行為を行う装置として「沓脱」が機能している。この沓脱について、種類と変遷、精神的役割などの諸相を史料から解明する。
要旨 「内」でも「外」でもないあいまいな日本の領域。くつを脱いで座敷に上がる、草履を履いて庭に下りる…そのような履物の脱着を行う昇降装置「沓脱」から解き明かす、新視点による日本の建築・空間論。内と外、また上と下という、二つの空間を結ぶこの中間領域が果たしてきた役割とは―
目次 第1章 履物の脱着行為(宮中における履物の種類と儀礼;民間習俗の草履とその脱着行為);第2章 沓脱の形態と変遷(絵画史料に描かれた沓脱;文献史料における沓脱の記録);第3章 沓脱における脱着行為と動線(寝殿造における沓脱と動線;板の沓脱における履物の脱着;石の沓脱における履物の脱着;石の沓脱の動線);結章 沓脱による空間の結節と結界性(沓脱の変遷と特性;沓脱の結界性;結論);付録 沓脱に関する調査史資料一覧
ISBN(13)、ISBN 978-4-473-04667-3   4-473-04667-2
書誌番号 1124069767
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124069767

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