京極高鋭、動員と和解の昭和史 -- 中公選書 --
古川隆久 /著   -- 中央公論新社 -- 2025.3 -- 20cm -- 351p

資料詳細

タイトル 戦争と音楽
副書名 京極高鋭、動員と和解の昭和史
シリーズ名 中公選書
著者名等 古川隆久 /著  
出版 中央公論新社 2025.3
大きさ等 20cm 351p
分類 289.1
個人件名 京極高鋭
注記 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 日本大学教授。1962年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2006年より現職。主な著書に『皇紀・万博・オリンピック』(中公新書、1998年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 近代日本において、西洋音楽は「動員」と「和解」の役割を担った。これを一身に体現したのが京極高鋭である。白樺派の影響を受けて長じた京極の人生を通して、昭和史における動員と和解、日本が引き受けざるを得なかった矛盾を描く。
要旨 西洋音楽には、近代日本における動員と和解の二面がある。これを一身で体現したのが本書の主人公、京極高鋭である。華族の家に生まれた京極は、のちの昭和天皇の「御相手」を務め、長じては音楽ジャーナリストとなり、メニューインらと親交を深めた。戦時下には「愛国行進曲」のプロデュースを手がけ、戦後は東京オリンピックの開催に関わった。この「華麗なる縁の下の力持ち」の遍歴に、近代日本が抱えた矛盾と音楽の持つ力を探る。
目次 第一章 昭和天皇の「御相手」;第二章 華族は皇室の藩屛;第三章 クラシック音楽との出会い;第四章 音楽ジャーナリストになる;第五章 著作権問題、結婚;第六章 「愛国行進曲」のプロデューサー;第七章 貴族院議員になる;第八章 戦時下の音楽はどうあるべきか;第九章 戦後の音楽界で;第十章 スポーツと音楽、そして大団円
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110158-7   4-12-110158-8
書誌番号 1124070622
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124070622

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 289/キ 一般書 利用可 - 2077769342 iLisvirtual
公開 Map 289/キ 一般書 利用可 - 2078678472 iLisvirtual
公開 289/キ 一般書 貸出中 - 2077900465 iLisvirtual