国粋と国際のはざまに揺れて -- 岩波新書 新赤版 --
新関公子 /著   -- 岩波書店 -- 2025.3 -- 18cm -- 246p

資料詳細

タイトル 東京美術学校物語
副書名 国粋と国際のはざまに揺れて
シリーズ名 岩波新書 新赤版
著者名等 新関公子 /著  
出版 岩波書店 2025.3
大きさ等 18cm 246p
分類 377.28
件名 東京美術学校
注記 年表あり
著者紹介 1940年新潟県長岡市生まれ。1965年東京芸術大学大学院修士課程修了、東京芸術大学芸術資料館(現東京芸術大学大学美術館)に勤務(‐1974年)。2002年東京芸術大学美術館教授、現在、名誉教授。専攻、美術史。2012年『ゴッホ 契約の兄弟――フィンセントとテオ・ファン・ゴッホ』(ブリュッケ、2011)で吉田秀和賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 国粋と国際派の勢力争いの中、戦争へと突き進む時代にもまれながら、日本美術はいかに模索され、戦後の近代美術へ展開していったのか。東京芸術大学の前身、東京美術学校の波乱の歴史をたどりながら、明治維新以後の日本美術の、西洋との出会いと葛藤を描く。
要旨 東京芸術大学の前身、東京美術学校の波乱の歴史を『東京芸術大学百年史』を手掛かりに、鮮やかに描き出す。岡倉天心、フェノロサ、黒田清輝、そして横山大観…彼らは西洋とどのように向き合い、日本美術を模索したのか。それは国粋と国際派の勢力争いの中、戦争へと突き進む時代の、日本美術の葛藤の歴史でもあった。
目次 第一章 日本はいつ西洋と出会ったか―キーワードは遠近法;第二章 ジャポニスムの誕生―慶応三年パリ万国博覧会への参加;第三章 欧化を急げ―明治初期の国際主義的文化政策;第四章 反動としての国粋主義の台頭;第五章 美術学校設立の内定とフェノロサ、岡倉の欧米視察旅行;第六章 国粋的美術学校の理念の確立にむけて;第七章 開校された美術学校―フェノロサ、岡倉の教育プログラム;第八章 図案科、西洋画科の開設と岡倉の失脚;第九章 一九〇〇年パリ万国博覧会への参加;第一〇章 正木直彦校長時代の三〇年と七ヶ月;第一一章 和田英作校長時代の四年間;第一二章 戦時下の東京美術学校とその終焉
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-432058-6   4-00-432058-5
書誌番号 1124070734
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124070734

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