海原亮 /著   -- 思文閣出版 -- 2025.2 -- 22cm -- 350,11p

資料詳細

タイトル 近世藩医の学問と医療環境
著者名等 海原亮 /著  
出版 思文閣出版 2025.2
大きさ等 22cm 350,11p
分類 498.021
件名 医療-日本-歴史-江戸時代 , 医師-日本-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1972年、大阪府生まれ。住友史料館副館長。2003年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。主要著書:『近世医療の社会史 知識・技術・情報』(吉川弘文館、2007年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 知識・技術の所有と身分. 藩医の職分とは何か. 江戸の眼病療治. 地方藩医の身分存立と学統. 江戸時代の医学教育. 鳥取藩在村の医療環境. 医療環境の近代化過程. 明治初期新川県の医療環境. 近代医制の成立と漢方医. 終章
内容紹介 近世、医学の発展を主導したのは、藩医身分の者たちだった。藩医たちに焦点を定め、その身分=生業の特質、知識や技術の獲得・継承と社会への普及のありようを明らかにし、さらにその実態が近代の医療制度をいかに規定し、継承されたかを論じる。
要旨 近世は、ごく普通の人びとのあいだでも「病にかかったら医師に診てもらう」という考えが浸透していった時代である。しかしこの時代、公儀=幕府・藩は医療知識の獲得、社会への普及・提供に積極的な役割を果たすことはなく、社会全体を視野に入れた医療システムは、ついに構築されなかった。そうしたなかで、医学の発展を主導したのは、藩医身分の者たちだった。そこで本書は藩医たちに焦点を定め、その身分=生業の特質、知識や技術の獲得・継承と社会への普及のありようを明らかにし、さらにその実態が近代の医療制度をいかに規定し、継承されたかを論じる。
目次 第1部 藩医の身分と職分(知識・技術の所有と身分;藩医の職分とは何か―伊勢崎藩医の事例から;江戸の眼病療治―福岡藩医田原養卜「眼目療治帳」を素材として);第2部 近世の医学教育と医療環境(地方藩医の身分存立と学統―米沢藩伊東家の事例から;江戸時代の医学教育―米沢藩の事例から;鳥取藩在村の医療環境―嘉永・安政期「在方諸事控」を素材として);第3部 近世近代移行期の医療環境(医療環境の近代化過程―維新期の越前国府中を事例として;明治初期新川県の医療環境;近代医制の成立と漢方医―服部甫庵の事績をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-2105-9   4-7842-2105-0
書誌番号 1124072301
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124072301

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中央 4階自然科学 498.0 一般書 貸出中 - 2077889704 iLisvirtual