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【図書】 生きた産業保健法学

三柴丈典 ／著   -- 産業医学振興財団 -- ２０２４．９ -- ２６ｃｍ -- ３７１ｐ

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タイトル 生きた産業保健法学
著者名等 三柴丈典 ／著  
出版 産業医学振興財団 ２０２４．９
大きさ等 ２６ｃｍ ３７１ｐ
分類 336.48
件名 労働安全衛生法 , 労働衛生－日本
内容 内容　：　産業保健法学の狙い（はじめに，　産業保健法学の必要性をうかがわせる具体例～神奈川SR経営労務センターほか事件～，　私傷病者に対する行政と司法の姿勢と産業保健専門職の役割，　日本の安衛法政策の展開過程から見た産業保健法学の意義，　取扱い範囲（ｓｃｏｐｅ）と当面の代表的検討課題，　日本産業保健法学会の創設と和文及び英文ジャーナルの発刊）　；　ケースワーク・実務的Ｑ＆Ａ（想定事例～神奈川ＳＲ経営労務センターほか事件を参考に～，　想定事例を素材とした設問と回答例）　；　職場での健康情報等の取扱いと方法（１）（はじめに，　予備知識，　基本原則，　「職場におけるメンタルヘルス対策のあり方検討委員会報告書」の示唆，　メンタルヘルス情報の取扱いに関するＱ＆Ａ，　おわりに）　；　職場での健康情報等の取扱いと法（２）（健康情報等の取扱い，　産業保健スタッフ間での情報共有のあり方について，　産業保健スタッフが作成する記録の本人への開示，　情報取扱いに係る前提条件整備の必要性）　；　難治性疾患と就業上の合理的配慮義務（日本における合理的配慮義務化の背景，　近年の関係判例，　改正法に基づく合理的配慮義務の具体的内容～精神障害の事例を焦点に～，　難治性疾患に関する事例と筆者の法的所見）　；　加害リスク内包疾患・副作用と就労可能性（はじめに，　最近の代表的判例，　その他の関係判例，　関係医学会のガイドラインの示唆，　おわりに）　；　ハラスメントの失敗学～裁判例を主な素材として～（はじめに，　予防実務への示唆，　法情報，　おわりに）　；　海外勤務に内在する過重な疲労・ストレス要因に関する裁判例の示唆（はじめに，　精神疾患を発症し自殺したのは、海外環境への不適応によるものと認められた例，　長期間に及ぶ海外勤務と過重労働の後くも膜下出血を発症し死亡した事案において、遺族補償給付と葬祭料の支給が認められた例，　持病再発が質的な過重労働の影響によるものと認められた例，　多量のアルコール摂取後の死亡が、度重なる海外出張を含む多忙な勤務状況に起因するとして業務起因性があると判断された例，　脳梗塞発症が時差の大きい国への海外出張の連続によるものと認められた例，　おわりに）　；　復職判定と法～一律的な判断基準に代わるもの～（はじめに，　司法の復職判定基準，　審査の判断要素・手続き，　休職制度の法的性格と要件事実（主張立証責任）論、賃金支払義務の存否，　休職期間の延長，　復職希望者への医療受診命令，　産業医の関与の（法的）意義，　陰性感情を招く事情（組合活動、職場秩序の紊乱），　リハビリ勤務の法的性格，　厚生労働省による「職場復帰支援の手引き」の法的な取扱い，　業務上傷病で休職した者の個体的要因で休職が長引いた場合の法的処理，　おわりに）　；　産業医に関する裁判例（産業医が直接被告とされた例，　産業医が被告とされなかったが実質的に事件に関与した例，　その他の参考になる例，　くみ取り得る産業医の行為規範）　；　職域の化学物質管理と法（はじめに，　化学物質管理関係の主な民事裁判例，　労働安全衛生法の歴史と化学物質管理，　社会調査の結果，　安衛法令上の主な化学物質の分類，　職域の化学物質管理政策の歴史～作業環境管理を焦点に～，　「職場における化学物質等管理のあり方に関する検討会報告書」と令和４年法改正、今後の展望，　おわりに～改めて職域化学物質管理の原理を考える～）　；　信頼される産業医を考える（産業医という仕事，　産業医と法，　産業医制度が法定されていない国で産業医が活用される理由，　最新の海外の産業医・産業保健制度の調査からわかったこと，　特に踏まえるべき近年の裁判例，　労働政策の方向性と産業医の役割，　誇りを持てる産業医とは）
ISBN(13)、ISBN 978-4-915947-88-9　　 4-915947-88-9
書誌番号 1125006959
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125006959

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