表象・政治・朝鮮問題 --
都倉武之 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2025.5 -- 22cm -- 458,5p

資料詳細

タイトル メディアとしての福沢諭吉
副書名 表象・政治・朝鮮問題
著者名等 都倉武之 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2025.5
大きさ等 22cm 458,5p
分類 121.6
個人件名 福沢諭吉
注記 索引あり
著者紹介 慶応義塾福沢研究センター教授。福沢諭吉記念慶応義塾史展示館副館長。専門は近代日本政治史・思想史、メディア史。1979年米国生まれ。2002年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。2007年慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程満期単位取得退学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:福沢諭吉における「交通」. 福沢諭吉の思想と服装. 「我輩」と「福沢」の間. 言葉で装う福沢諭吉. 明治二十三年の抵抗. 義捐金と国家の任意性. 「献金」と「醵金」の間. 国権と宗教をめぐって. 脱亜論再考. 君主と国家の権威. 福沢諭吉の「朝鮮問題」. メディアであり続ける福沢諭吉
内容紹介 福沢諭吉の生涯の「言論」は、長年にわたり多面的に分析された蓄積があるが、個別の分析によって描き出された一面一面の福沢像の整合については十分に意識されてきたとはいえない。そんな福沢をメディアとして捉え、言説を一貫した思想として読み解いていく。
要旨 『文明論之概略』も福沢諭吉が仕掛けた罠だった。福沢諭吉をメディアとして捉え、様々な矛盾が指摘されるその言説を、「交通」の最大化、「文明主義」の拡大と継続を目的とした、一貫した思想として読み解く。
目次 序章 福沢諭吉における「交通」―儒教主義から文明主義へ―;第1部 福沢の「言説」と「行動」(福沢諭吉の思想と服装―「袴」と「着流し」の間―;「我輩」と「福沢」の間―福沢諭吉における時事新報社説の認識―;言葉で装う福沢諭吉―執筆名義に関する考察―);第2部 福沢におけるメディアと国家(明治二十三年の抵抗―福沢諭吉と国会開設の年―;義捐金と国家の任意性―災害から国民意識へ―;「献金」と「醵金」の間―日清戦争における抵抗―;国権と宗教をめぐって―明治十三年・愛知県額田郡明大寺村天主教徒自葬事件―);第3部 福沢におけるメディアと朝鮮問題(脱亜論再考―福沢諭吉における「外交」―;君主と国家の権威―朝鮮王室義和君の日本留学と福沢諭吉―;福沢諭吉の「朝鮮問題」―「文明」と「義侠」をめぐって―);終章 メディアであり続ける福沢諭吉
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-3030-1   4-7664-3030-1
書誌番号 1125008708
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125008708

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