ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと --
村上靖彦 /著   -- KADOKAWA -- 2025.5 -- 18cm -- 237p

資料詳細

タイトル 傷つきやすさと傷つけやすさ
副書名 ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと
著者名等 村上靖彦 /著  
出版 KADOKAWA 2025.5
大きさ等 18cm 237p
分類 490.14
件名 医学的心理学 , 介護(技術)
注記 文献あり
著者紹介 1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。専門は哲学と現象学的な質的研究。著書に『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ケアのなかに内包される暴力の可能性をとりのぞき、生きやすい暮らしをつくるためにはどのようにすればよいのか。「傷つきやすさ」と「傷つけやすさ」、「ケアすること」と「ケアを受け取ること」の対を確認し、管理と効率からケアを解放する術を模索する。
要旨 管理と効率からケアを解放する。過剰な競争で傷ついた人へ。人間は相互に依存しあうと同時に、傷つけあってしまう。なぜケアは、家庭と施設に閉じ込められたのか。自分の小さな願いごとから始める。
目次 序章;第1章 家族ケアに忍び込む暴力(家族ケアとプロのケア;家族ケアへと閉じ込められる);第2章 プロのケアのなかのネガティブな出来事(資本主義に侵食されるケア;差別とケア);第3章 ケアを管理から解放する(解決の糸口;自宅でのケアを社会のケアへと開く;〈生きるベース〉をつくる);第4章 孤立と〈かすかなSOSへのアンテナ〉(声を奪われるすき間;孤立に対抗する);第5章 生きのびるためのミクロな実践(どこから逃げるのか;逃げてそしてどうするのか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-115283-6   4-04-115283-6
書誌番号 1125010097
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125010097

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