「自然保護」以後の環境社会学 -- シリーズ環境社会学講座 --
福永真弓 /編, 松村正治 /編   -- 新泉社 -- 2025.5 -- 19cm -- 293,21p

資料詳細

タイトル 答えのない人と自然のあいだ
副書名 「自然保護」以後の環境社会学
シリーズ名 シリーズ環境社会学講座
著者名等 福永真弓 /編, 松村正治 /編  
出版 新泉社 2025.5
大きさ等 19cm 293,21p
分類 361.7
件名 環境社会学
注記 文献あり
著者紹介 【福永真弓】東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授。主要業績『サケをつくる人びと――水産増殖と資源再生』(東京大学出版会、2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:人と自然の関わりをたどり、再考するために 松村正治著. 私たちはどんな自然をまもろうとするのか 富田涼都著. 野生とは何か 岩井雪乃著. 「単一種の森」の荒廃と日本の森林保護のゆくえ 大倉季久著. 河川の災いを豊かに生きる 金子祥之著. 雑草から見つめ直す人と自然の関わり 松宮朝著. 知らない海と共に生きる 福永真弓著. 自然との関わりを通して「欲しい地域」を生み出す 松村正治著. グローバライゼーションと食の風景 大元鈴子著. つくられる自然 大塚善樹著. 所有権社会における人間と自然の関係とその変容 池田寛二著. 私たちはいかに自然を構想しうるか 福永真弓著
内容紹介 自然と人為の境界は融解し、自然は単に保護される対象ではなくなっている。地球規模の環境問題が深刻化するなかで、畳み込まれて見えなくなった人と自然の関わりの襞を明らかにし、関係をいかに結び直していくのかを考える。
要旨 自然と人為の境界は融解し、自然は単に保護される対象ではなくなっている。人間の生存を支える環境の維持が危惧されるほどに地球規模の環境問題が深刻化するなかで、畳み込まれて見えなくなった人と自然の関わりの襞を明らかにし、関係をいかに結び直していくのかを考える。
目次 人と自然の関わりをたどり、再考するために;1 私たちは自然とどう関わってきたのか(私たちはどんな自然をまもろうとするのか 未来の人と自然の関わりをどうやって考えるか;野生とは何か アフリカゾウ獣害問題にみる「管理された野生」の矛盾;「単一種の森」の荒廃と日本の森林保護のゆくえ 「造られた自然」をめぐる統制の崩壊;河川の災いを豊かに生きる);2 自然との関わり方をどう手探りしているのか(雑草から見つめ直す人と自然の関わり 都市における市民農業の福祉的展開;知らない海と共に生きる;自然との関わりを通して「欲しい地域」を生み出す 里山保全運動が目指したコモニング実践の先へ);3 自然と社会の関係をいかに結び直していくのか(グローバライゼーションと食の風景 食流通がかたちづくる地域の風景;つくられる自然 ゲノム編集の「自然さ」から考える;所有権社会における人間と自然の関係とその変容);私たちはいかに自然を構想しうるか
ISBN(13)、ISBN 978-4-7877-2404-5   4-7877-2404-5
書誌番号 1190160218
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190160218

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中央 4階社会科学 361.7 一般書 貸出中 - 2078026793 iLisvirtual