読書がひらいた日本近世 --
若尾政希 /著   -- 岩波書店 -- 2025.5 -- 20cm -- 359,11p

資料詳細

タイトル 書物の時代
副書名 読書がひらいた日本近世
著者名等 若尾政希 /著  
出版 岩波書店 2025.5
大きさ等 20cm 359,11p
分類 020.21
件名 図書-日本-歴史-江戸時代 , 日本思想-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1961年、岐阜県生まれ。1988年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、一橋大学名誉教授、人間文化研究機構理事。日本近世史・思想史専攻。著書に『「太平記読み」の時代――近世政治思想史の構想』(平凡社ライブラリー)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日本近世の時代環境. 書物がひらいた思想形成. 『浮世物語』から時代を読む. 書物がもたらした社会変容. 一上層農民の蔵書から. 天道とコスモロジー. 「日本」意識の形成. 近世政治常識のゆくえ
内容紹介 17世紀、日本で商業出版が始まった。人びとが本によって知を共有する〈書物の時代〉の到来である。今日まで続くこの大変革は、「思想主体」としての民衆を列島各地に生みだした。「書物の思想史」を提唱してきた近世史家の重要論考を集成。
要旨 一七世紀、日本で商業出版が始まった。人びとが本によって知や情報を共有する〈書物の時代〉の到来である。列島史上において今日まで続くこの大変革は、読書という営みによって心を治め、家の存続を願い、世界と自己との関係性を問う、「思想主体」としての民衆を各地に生みだした。農書・軍書・医薬書・天文暦書などの具体的な分析を通して、書物による近世の社会変容を明らかにし、広い視野のもと「書物の思想史」を提唱する。
目次 序章 日本近世の時代環境―『農業全書』から考える;第一章 書物がひらいた思想形成―軍書・医薬書・天文暦書から安藤昌益へ;第二章 『浮世物語』から時代を読む;第三章 書物がもたらした社会変容―歴史を作る、主体を作る;第四章 一上層農民の蔵書から―「書物の思想史」研究のために;第五章 天道とコスモロジー―神・儒・仏の交錯;第六章 「日本」意識の形成―近世における家・国家・地域;終章 近世政治常識のゆくえ
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061699-7   4-00-061699-4
書誌番号 1125011069
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125011069

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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金沢 公開 020 一般書 予約受取待 - 2078105952 iLisvirtual