リカードからJ・S・ミルへの架橋 --
久松太郎 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2025.5 -- 20cm -- 349,42p

資料詳細

タイトル ロバート・トレンズと国際貿易
副書名 リカードからJ・S・ミルへの架橋
著者名等 久松太郎 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2025.5
大きさ等 20cm 349,42p
分類 331.4
件名 古典学派(経済学)
個人件名 トレンズ ロバート
注記 並列タイトル:Robert Torrens and International Trade
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1980年福岡県生まれ。2003年鹿児島大学法文学部卒業。2005年神戸大学大学院経済学研究科博士課程前期課程修了。2008年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。博士(経済学)。同志社大学商学部准教授等を経て、現在、同志社大学商学部教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 ロバート・トレンズ。経済思想家でもなければ、今やその名を知る者はいないだろう。だが、国際経済学の歴史におけるトレンズの足跡は無視しえない。標準的な教科書に見られるリカード・モデル(比較優位の貿易理論)は、リカードを出所としてJ・S・ミルが完成させたものと考えられているが、その変遷過程において一役買い、同時にこのモデルをリカードの創造物たらしめるべく後世の人びとを誘ったのはトレンズである。また、昨今世間を騒がせている相互関税や報復関税といった貿易政策をめぐる議論は、一九世紀前半の互恵主義論争にその起源をもつが、この論争の中心的役割を果たしたのもトレンズである。本書は、古典派経済学におけるトレンズの功罪を描き出し、国際経済学の歴史に埋もれた彼の仕事に再び光を当てる試みである。
目次 征服者への挑戦状;第1部 経済学の古典理論(生誕;改宗;支配);第2部 トレンズと価値および分配の理論(偽りの労働価値説;幻の穀物比率説;需要と供給の基本原理);第3部 トレンズと経済成長および国際貿易の理論(不落の人口原理;不朽の比較優位説);経済学の歴史におけるトレンズ
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09895-8   4-623-09895-8
書誌番号 1125014133
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125014133

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