インドシナ・サイゴン裁判・東京裁判をめぐる攻防 --
難波ちづる /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2025.6 -- 19cm -- 245,3p

資料詳細

タイトル 日本人戦犯裁判とフランス
副書名 インドシナ・サイゴン裁判・東京裁判をめぐる攻防
著者名等 難波ちづる /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2025.6
大きさ等 19cm 245,3p
分類 329.67
件名 国際軍事裁判-太平洋戦争(1941~1945) , 太平洋戦争(1941~1945)-フランス領インドシナ , 日本-外国関係-フランス-歴史-昭和前期
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 慶應義塾大学経済学部教授。専門はフランス植民地史(インドシナ)。1955年慶應義塾大学経済学部卒業、1997年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、2006年リュミエール・リヨン第2大学博士課程修了(歴史学博士)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:第二次世界大戦期のインドシナ. 戦後インドシナをめぐる混乱と「清算」. サイゴン裁判で何が裁かれたのか. 東京裁判というアリーナ
内容紹介 第二次世界大戦下にドイツ占領下に置かれたフランスは、インドシナで駐留する日本と協力関係を築いていた。日仏共存していた仏領インドシナ時代から、サイゴン裁判、東京裁判に至るまでの過程を克明に再現し、「未完の脱植民地化」を明らかにする。
要旨 東京裁判とBC級裁判では、「戦勝国」かつ「被害者」である連合国が、日本人による戦争犯罪の裁きを行った。そのうちの一国がフランスであったが、第二次世界大戦下にドイツ占領下に置かれたフランスは、インドシナで駐留する日本と協力関係を築いていた。このような状況にあったフランスが、日本人戦犯裁判にどう関与していたのかほとんど知られていない。本書では日仏共存した仏領インドシナ時代から、サイゴン裁判、東京裁判に至るまでの過程を克明に再現し、「未完の脱植民地化」を明らかにする。
目次 はじめに 日本人戦犯裁判を読み直す;第一章 第二次世界大戦期のインドシナ―日本とフランスの「共存」;第二章 戦後インドシナをめぐる混乱と「清算」;第三章 サイゴン裁判で何が裁かれたのか;第四章 東京裁判というアリーナ―連合国と法律家たちの思惑;おわりに 植民地主義の根深さ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-3035-6   4-7664-3035-2
書誌番号 1125015634
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125015634

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