弁護士・森馥の言語運動 --
安田敏朗 /著   -- 三元社 -- 2025.6 -- 19cm -- 660,13p

資料詳細

タイトル ローマ字運動がかがやいていた時代
副書名 弁護士・森馥の言語運動
著者名等 安田敏朗 /著  
出版 三元社 2025.6
大きさ等 19cm 660,13p
分類 811.98
件名 ローマ字-歴史
個人件名 森馥
注記 索引あり
著者紹介 1968年、神奈川県生まれ。1991年、東京大学文学部国語学科卒業。1996年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。博士(学術)。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教員。著書に『「てにはドイツ語」という問題―近代日本の医学とことば』(三元社、2021年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ローマ字を日本の「国字」にする。この主張を、熱意をもって表現しようとした人びとがいた。そのための日本語の語彙・文体の整理は、1930年代の言語運動の一翼をになう。運動の多面性を体現した、弁護士・森馥の軌跡をたどり、その歴史を読み解く。
要旨 ローマ字を日本の「国字」にする。この主張を、熱意をもって実現しようとした人びとがいた。そのための日本語の語彙・文体の整理は、1930年代の言語運動の一翼をになう。ローマ字を通じて「普遍」につながろうとしたこの運動は、時代に寄りそうことも、弾圧されることもあった。こうした運動の多面性を体現した、弁護士・森馥の軌跡をたどり、ついえてしまったかにみえる運動の歴史から、今をよみとく。
目次 序章 ローマ字運動はかがやいていたのか;第一章 森馥という人物;第二章 森馥の一九二〇年代―判事から弁護士、そして「統一主義」へ;第三章 森馥における言語運動の実践1―ローマ字運動への参加と「日本語をよくする会」の結成;第四章 森馥における言語運動の実践2―判決文口語化をもとめて;第五章 森馥における言語運動の実践3―「ことばひろい」と「ことばなおし」;第六章 森馥と「ローマ字運動の本質論争」―一九三〇年代後半の日本ローマ字会をめぐる社会状況;第七章 『口語辞典』をめぐって―「ことばなおし」の到達点;第八章 「大東亜戦争」下の日本ローマ字会、そして森馥;終章 敗戦後のローマ字運動・点描
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-612-7   4-88303-612-X
書誌番号 1125015709
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125015709

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