言葉を計算で繋ぐメカニズム --
船蔵颯 /著   -- オーム社 -- 2025.6 -- 21cm -- 175p

資料詳細

タイトル 言語の数理とLLMの知能
副書名 言葉を計算で繋ぐメカニズム
著者名等 船蔵颯 /著  
出版 オーム社 2025.6
大きさ等 21cm 175p
分類 007.636
件名 自然言語処理 , 生成AI
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 株式会社キカガク機械学習講師を経て、現在はデータサイエンティスト。学部時代は哲学を専攻し、現在は京都大学大学院人間・環境学研究科数理・情報科学講座博士後期課程3年生。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 生成AIの1つである大規模言語モデル(LLM)は、言語を操る数理モデルの1つのあり方です。LLMを活用するシステムの研究・開発は、その不確実性の高さや制御の難しさから、多くの試行錯誤を要します。そのため、より効率的に、より効果的に課題解決をするためには、LLMがテキストを生成する仕組みの理解や、LLMを強化する方法論に向き合うことは欠かせません。また同時に、言語をつかさどる暗黙的な規則性を炙り出す、LLMとは異なるタイプの数理モデルにも目を向けるべきでしょう。これらの知見は、地に足のついた試行錯誤へと繋がります。上記のような知見は、計算言語学という領域で蓄積されています。本書は、LLM時代における計算言語学の「言語の理論としての側面」と、「言語の工学としての側面」に着目した入門書です。本書により、LLMをはじめとする言語の数理モデルが読者の皆さまの手札の1つとなり、より多くの実務的課題・学術的課題が解き明かされることを願います。
目次 第1章 自然言語の数理(計算言語学とは;言語の理論としての計算言語学;言語の工学としての計算言語学;まとめと本書の構成);第2章 形式的手法による言語学(意味現象;依存型意味論序説;未指定型による形式証明の制御);第3章 大規模言語モデルの仕組み(言語モデルによるテキストの生成;大規模言語モデルのパイプライン;Tramsformerの機構;大規模言語モデルの学習大規模言語モデルの評価;データセットの作成方法);第4章 大規模言語モデルは何を理解しているか(注意機構の分析;プロービング;Logit lens:語彙空間への射影);第5章 大規模言語モデルの実用(大規模言語モデルの軽量化・高速化;RAG:大規模言語モデルの知識拡張;LLMエージェント:自律・推論・動態);付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-274-23358-6   4-274-23358-8
書誌番号 1190230746
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190230746

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 情報科学 007.6 一般書 貸出中 - 2078132631 iLisvirtual