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酒井順子 /著   -- 新潮社 -- 2025.6 -- 20cm -- 233,4p

資料詳細

タイトル 松本清張の女たち
著者名等 酒井順子 /著  
出版 新潮社 2025.6
大きさ等 20cm 233,4p
分類 910.268
件名 女性-文学上
個人件名 松本清張
注記 並列タイトル:Women in Seicho Matsumoto’s writings
注記 著作目録あり
著者紹介 1966年東京生まれ。高校時代より雑誌「オリーブ」に寄稿し、大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。日本の女の生き方・考え方をテーマに据え、2003年に刊行した『負け犬の遠吠え』はベストセラーとなり、講談社エッセイ賞・婦人公論文芸賞を受賞。古典作品にまつわる著書も数多く、『枕草子』の現代語訳も手がけている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 雑誌の個性に合わせて作品を書き分けた松本清張が、アウェイの女性誌で書いた小説群に着目。そこに登場する女性主人公たちを、さまざまなキーワードを軸に考察し、昭和に生きた女たちの変遷を映し出すと同時に、読者の欲望に応え続けた作家の内面に迫る。
要旨 お嬢さん探偵、黒と白のオールドミス、不倫の機会均等…衰えぬ人気の陰に「女」あり。〈女性の業〉を誰よりも深く肯定した松本清張。彼が女性誌に書いた作品群を読み解き、その予見力を明らかに。清張の「悪女と昭和」がいま甦る!
目次 女性誌と松本清張(初めての女性誌連載―『神と野獣の日』『大奥婦女記』;お嬢さん探偵の誕生―「張込み」『ゼロの焦点』;お嬢探偵の限界―『蒼い描点』『黒い樹海』『紅い白描』 ほか);昭和の女と松本清張(殺す女、殺される女―「声」「典雅な姉弟」「内なる線影」『強き蟻』;素人悪女と玄人悪女―「一年半待て」「地方紙を買う女」『黒革の手帖』『強き蟻』『けものみち』「疑惑」;黒と白のオールドミス―「馬を売る女」『ガラスの城』『黒い樹海』 ほか);母と妻と松本清張(清張の母、清張が描く母―『半生の記』「火の記憶」「天城越え」;女の欲望はタブーを破る―「歯止め」「鬼畜」「突風」「指」;それでも旅する女たち―『波の塔』『山峡の章』「見送って」「顔」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-398511-2   4-10-398511-9
書誌番号 1125016979
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125016979

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 910.26/マ 一般書 予約受取待 - 2078130337 iLisvirtual
磯子 公開 910/マ 一般書 予約準備中 - 2078140618 iLisvirtual
公開 910/マ 一般書 貸出中 - 2078122806 iLisvirtual
公開 910/マ 一般書 予約準備中 - 2078130329 iLisvirtual