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当事者批評・脳の多様性・文学と哲学 --
横道誠 /編, 石原真衣 /〔ほか〕著   -- 金剛出版 -- 2025.7 -- 19cm -- 248p

資料詳細

タイトル 自閉スペクトラム症の私は、いかにこの世界を生きているか
副書名 当事者批評・脳の多様性・文学と哲学
著者名等 横道誠 /編, 石原真衣 /〔ほか〕著  
出版 金剛出版 2025.7
大きさ等 19cm 248p
分類 493.76
件名 広汎性発達障害
注記 文献あり
著者紹介 【横道誠】1979年生まれ。大阪市出身。京都府立大学文学部准教授。専門は文学・当事者研究。著書に『唯が行く!―当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:当事者批評の背景 横道誠著. 当事者批評の現状報告 横道誠著. 脳の多様性を映しだす自己世界 横道誠著. 当事者研究からオートエスノグラフィーへ/オートエスノグラフィーから当事者研究へ 石原真衣述 横道誠述. 「脳の多様性が切り開くワンダーランド」とは? 斎藤真理子述 横道誠述. 発達障害を持つ私たちは、いかにして混沌とした世界を再構築していくか 高野秀行述 横道誠述 剣持亜弥構成. 心と体の困りごと 頭木弘樹述 横道誠述. 私は「この私」を通じてしか世界を経験できない 柴崎友香述 横道誠述 剣持亜弥構成. 自助グループはハームリダクションされた宗教!? 松本俊彦述 横道誠述. 「脳の多様性」とマルティン・ハイデガーの思想 横道誠著. イマヌエル・カントの人間観に対する当事者批評 横道誠著
要旨 精神疾患などの当事者が文学・芸術・娯楽作品を通して自身の体験世界を記述することで、健康な人にはない視点が立ち上がる。編者は当事者批評概念を提出を念頭に、自他の研究を区分けして現在地点を明らかにしつつ、「当事者としての」さまざまな当事者性をテーマとした対話、「当事者としての」ハイデガー、カント批評といった試みへと探求を進める。一風変わった発想のなかに、ケアに活かされる気づきや文芸解釈としての新たな可能性が光る。
目次 第1部 当事者批評の来し方・行く末(当事者批評の背景―病者の光学とケアの倫理;当事者批評の現状報告―総合型、個人研究型、対話型;脳の多様性を映しだす自己世界―改めてなぜ「みんな水の中」なのか);第2部 当事者としての対話に臨む(当事者研究からオートエスノグラフィーへ/オートエスノグラフィーから当事者研究へ;「脳の多様性が切り開くワンダーランド」とは?;発達障害を持つ私たちは、いかにして混沌とした世界を再構築していくか;心と体の困りごと;私は「この私」を通じてしか世界を経験できない;自助グループはハームリダクションされた宗教!?);第3部 自閉スペクトラム症者としてハイデガー、カントを読む―当事者哲学に向かって(「脳の多様性」とマルティン・ハイデガーの思想―人文学が福祉および医療と出会う;イマヌエル・カントの人間観に対する当事者批評)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-2122-5   4-7724-2122-X
書誌番号 1125022427
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125022427

所蔵

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