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〈生態〉としての人種と文学の潜勢力 --
新田啓子 /著   -- 青土社 -- 2025.7 -- 19cm -- 367,14p

資料詳細

タイトル アメリカの黒い傷痕
副書名 〈生態〉としての人種と文学の潜勢力
著者名等 新田啓子 /著  
出版 青土社 2025.7
大きさ等 19cm 367,14p
分類 930.29
件名 アメリカ文学-歴史 , 黒人-アメリカ合衆国
注記 並列タイトル:Black Wounds of America
著者紹介 東京都生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校大学院博士課程修了(Ph.D.)。立教大学文学部英米文学専修教授。専攻はアメリカ文学、文化理論。著書に『アメリカ文学のカルトグラフィ――批評による認知地図の試み』(研究社、アメリカ学会・清水博賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 なぜ人種問題は政治では片付かないのか。合衆国内の作家たちが人種を人間の問題として抽象的に熟思してきたテクストをつぶさに検討することで、政治的争点化を逃れた〈エコロジー〉としての人種を思考し、人種が「書く」アメリカを見据える文学論。
要旨 トウェイン、フォークナー、ボールドウィンから、モリスン、マッカラーズ、ホワイトヘッドまで―。政治がそれをいかに忘却しようとも、文化や個人のあり方のうちに、言い換えれば、アメリカン・デモクラシーの視界のきわで熾火のように熱をたくわえ、人種は潜伏しているのである。人種を持続的に思考するには、その様々なる潜伏の場を、まず探りあてる必要がある。―序章より。
目次 序章 人種、あるいはアメリカのエコロジー;第1部 黒人が生まれ出づる〈生の論理〉(母の消去;「黒い果実」としての肉体;生を肯定する理由);第2部 生まれ出たものが〈住む条件〉(アメリカの礎;奴隷制廃止の情動;耐え忍ぶ者の透視図);第3部 生を遷移させる〈人種=生態〉(生態実験のような人生;「白い屑」に映された暗黒;安い命がつながるところ);終章 アメリカン・デモクラシーのエコロジー
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7729-7   4-7917-7729-8
書誌番号 1125022446
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125022446

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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