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江戸時代の作業船から無人オフロードダンプまで --
大川聰 /著   -- 三樹書房 -- 2025.8 -- 22cm -- 183p

資料詳細

タイトル 日本の建設機械史
副書名 江戸時代の作業船から無人オフロードダンプまで
著者名等 大川聰 /著  
出版 三樹書房 2025.8
大きさ等 22cm 183p
分類 513.8
件名 建設機械-歴史
注記 並列タイトル:The History of Japanese Construction Machinery
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1946年横浜市生まれ。1969年慶応義塾大学工学部を卒業。同年(株)小松製作所入社。2008年コマツ退職。2014年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所の研究員となり、2019年同大学より博士号(システムエンジニアリング学)を授与される。著書に『世界の建設機械史』三樹書房(2021)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の建設機械は、江戸時代の原始的な作業船から始まったが、近年はエレクトロニクス技術を生かしたハイブリッド建機などで、世界の建設機械業界を牽引することになる。開発者の証言や史料から、世界をリードする日本の建設機械の足跡を辿る。
要旨 日本の建設機械は、江戸時代の原始的な作業船から始まった。幕末の蒸気浚渫船輸入を機に陸上での活用が進み、明治時代には国産化も開始されている。関東大震災後の不況と戦争準備により一時的な停滞を経て、第二次世界大戦中に建設機械の開発が本格化し戦後に、日本の建設機械は急速な品質向上を遂げた。欧米からの技術導入と国内メーカーの競争により、特に油圧ショベル分野で日本は世界をリードする存在となり近年はエレクトロニクス技術を生かしたハイブリッド建機や、テレマティクス搭載建機、ICT建機を開発するなど世界の建設機械業界を牽引することとなる。本書では開発者の証言や史料から、その歴史の断面を綴る。
目次 第1章 江戸時代の作業船 北方領土エトロフ島の港づくり;第2章 明治維新直後の蒸気浚渫船 神奈川沖の鉄道用埋立;第3章 明治の陸の浚渫船 東洋のパナマ運河工事;第4章 戦前の国産建機 関東大震災復興と満州での活躍とその後の大恐慌;第5章 戦時中の建機 泥縄の開発;第6章 戦後ブルドーザの進化 ブラウン旋風の謎と湿原での大発明;第7章 米キャタピラー社の日本上陸 国産メーカーの戦略;第8章 油圧ショベルの発達 日米欧の技術競争と国産ショベルの完成;第9章 極寒シベリアへの輸出 マイナス60℃仕様の建機開発;第10章 オフロード・ダンプトラックの世界への飛躍 シベリアで鍛えられたダンプトラック;第11章 メカトロニクス化 電子化への道のり;第12章 ハイブリッド建機 CO2排出を減らす;第13章 テレマティクスの発達 たまごっちと建機泥棒;第14章 世界初の無人オフロードダンプ 「人を慮る」建機
ISBN(13)、ISBN 978-4-89522-839-8   4-89522-839-8
書誌番号 1125022983
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125022983

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階ヨコハマ資料 Map 横浜一般 513.8 一般書 利用可 館内のみ 2078296561 iLisvirtual
中央 4階自然科学 Map 513.8 一般書 利用可 - 2078256179 iLisvirtual