書物が編んだ近代日本の知のネットワーク --
日比嘉高 /著   -- 岩波書店 -- 2025.8 -- 22cm -- 401,3p

資料詳細

タイトル 帝国の書店
副書名 書物が編んだ近代日本の知のネットワーク
著者名等 日比嘉高 /著  
出版 岩波書店 2025.8
大きさ等 22cm 401,3p
分類 024.1
件名 書籍商-日本-歴史-1868~1945 , 図書販売-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 名古屋市出身。金沢大学文学部卒、筑波大学大学院文芸・言語研究科修了。博士(文学)。京都教育大学教育学部准教授を経て、名古屋大学大学院人文学研究科教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校およびワシントン大学客員研究員。専門は、近現代日本文学・文化、移民文学、出版文化、デジタル・ヒューマニティーズ。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:外地書店からみえる帝国の人と知の風景. 帝国の書物ネットワークと空間支配. 外地への書店進出の歴史. 帝国の書物取次. 新高堂と日本統治下の台湾書店史. 朝鮮半島における日本語書店と書物取次ネットワーク. 満洲の本屋たち. 中国で本を買う. 日本人街に本屋を開く. 北方植民地の本屋. 南方共栄圏の書店と書籍配給. 統制経済と書物流通. 戦時下における内地外地の小売書店. 本屋の引揚げ、本の残留. そしてまた本屋を開いた
内容紹介 かつて日本の勢力圏には、多くの書店が存在した。書店人の個人史を織り交ぜながら、帝国日本全域の取次史・書店史を編み、人と知の移動を支えた文化的基盤の全貌を浮かび上がらせる。巻末に人名索引を付す。
要旨 かつて日本の勢力圏には、多くの書店が存在した。そうした「外地」書店と、そこへ書物を運んだ取次業者は、出版の中心たる内地と、他民族を含む外地の読者を結びつけ、流通網を形成した―。書店人の個人史とともに編み上げる、帝国日本の取次史・書店史!
目次 はじめに 外地書店からみえる帝国の人と知の風景;1 書店網を見わたす―空間支配と知のインフラストラクチャ;2 近代東アジアの日本語書物流通―台湾、朝鮮、満洲、中国;3 移植民地の書店―北南米、樺太、南洋;4 戦争と書店―統制、配給、引揚げ;おわりに そしてまた本屋を開いた
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024071-0   4-00-024071-4
書誌番号 1125026149
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125026149

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