古峰文三 /著   -- イカロス出版 -- 2025.8 -- 21cm -- 240p

資料詳細

タイトル どうして?で読み解く零戦発達史
著者名等 古峰文三 /著  
出版 イカロス出版 2025.8
大きさ等 21cm 240p
分類 538.7
件名 零戦
著者紹介 「歴史群像」(ワン・パブリッシング)などで兵器開発史について執筆、原資料の探索を基に工業的視点から従来にない解説を行う。主な著書に『航空戦史』(イカロス出版)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 太平洋戦争緒戦において日本海軍の快進撃の立役者となった「零戦」こと零式艦上戦闘機。同時代の他国の戦闘機を上回る高性能を誇った名機・零戦は、改良による性能向上が図られた上、後継機の開発失敗などにより、さらなる改型が生み出されることとなった。本書では航空史、軍事史、機械工業史研究家・古峰文三が、非公開のものを含む資料を渉猟し、得られた知見に基づいて「零戦」発達の過程を追う。どうして零戦は改良され、多様な型式と派生型が開発されるに至ったのか?各種の「どうして」に答えを導きながら、零戦発達の歩みを明らかとする。
目次 第一章 零戦の性能向上計画;第二章 理想の零戦とはならなかったA6M3;第三章 零戦の高高度戦闘機計画;第四章 水上戦闘機構想 二式水戦;第五章 零戦の発達を妨げた「二号零戦問題」;第六章 「応急解決型」だった零戦二二型;第七章 「応急解決型」から「根本解決型」へ 零戦二二型の改良;第八章 整理された零戦改良計画 零戦四一型と零戦五二型;第九章 太平洋戦争前半までの零戦の二十粍機銃;第十章 戦争中期の二十粍固定機銃;第十一章 零戦の落下増槽;第十二章 零式練習用戦闘機はどうして昭和十九年まで造られなかったのか?;第十三章 零戦を継ぐ戦闘機候補だった「雷電」;第十四章 「零戦の再来」とはならなかった「烈風」;第十五章 戦闘馬力とは何か?「老いた名馬」ではなかった零戦;第十六章 堀越二郎の手から離れていく零戦;第十七章 零戦再生計画 五三型と五二丙型;第十八章 零戦の「金星」換装計画;第十九章 零戦の防火装備;第二十章 零戦の本当の調達価格を推算する;第二十一章 最後の零戦シリーズ 六〇型
ISBN(13)、ISBN 978-4-8022-1648-7   4-8022-1648-3
書誌番号 1125026492
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125026492

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