中公文庫 --
八木義德 /著   -- 中央公論新社 -- 2025.8 -- 16cm -- 307p

資料詳細

タイトル 文章教室
シリーズ名 中公文庫
著者名等 八木義德 /著  
出版 中央公論新社 2025.8
大きさ等 16cm 307p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 文章
注記 作品社 1999年刊に追加
内容紹介 「してヤラれた」と思った『雪国』の冒頭。生きている文章の書き手、志賀直哉。さりげない文体の名人、井伏鱒二。繰り返し読んで飽きない『陰翳礼讃』…。多種多様な名文を小説家ならではの視点で読み解き、すぐれた文章とはいかなるものかを綴る。
要旨 「してヤラれた」と思った『雪国』の冒頭。生きている文章の書き手、志賀直哉。さりげない文体の名人、井伏鱒二。繰り返し読んで飽きない『陰翳礼讃』―。最後の文士とよばれた芥川賞作家が、多種多様なスタイルの名文を小説家ならではの視点で読み解き、すぐれた文章とはいかなるものかを綴る。読書案内にして名文鑑賞の書。
目次 自然のエロス―川端康成『雪国』;生き物の死―志賀直哉「城の崎にて」;感覚とモンタージュ―横光利一『上海』;思想と感情―夏目漱石『草枕』;光と影―谷崎潤一郎『陰翳礼讃』;ある死生観―尾崎一雄「虫のいろいろ」;死の凝視―芥川龍之介『或阿呆の一生』;詩美的感覚―梶井基次郎「檸檬」;性の描写―山本周五郎『青べか物語』;油絵的文体―有島武郎「生れ出づる悩み」;水彩画的文体―永井龍男「粗朶の海」;非情の眼―丹羽文雄『鮎』;抑制と恥じらい―伊藤整『若い詩人の肖像』;ユーモアとペーソス―井伏鱒二「山椒魚」;典型的自画像―太宰治『人間失格』;切腹の描写―三島由紀夫「憂国」;広島・原爆の日―原民喜『夏の花』;戦場の死と生―大岡昇平『俘虜記』;死に至る挑戦―島木健作「赤蛙」;庭を見る―井上靖「日本の美と心」〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-207694-5   4-12-207694-3
書誌番号 1125026639
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125026639

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