祥伝社新書 --
山崎雅弘 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2025.9 -- 18cm -- 254p

資料詳細

タイトル ウソが勝者となる時代
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 山崎雅弘 /〔著〕  
出版 祥伝社 2025.9
大きさ等 18cm 254p
分類 304
注記 文献あり
著者紹介 1967年大阪府生まれ。戦史・紛争史研究家。主な著書に『アイヒマンと日本人』『詭弁社会―日本を蝕む“怪物”の正体』(ともに祥伝社新書)など。政治問題の論考も新聞・雑誌に寄稿。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 SNSや動画サイトの大衆化によって、ウソは権力者たちの「新しい武器」として使われるようになった。もはや正論が通じない時代にあって、我々は成す術がないのだろうか。過去から現代にいたる数多くの事例を研究分析しながら、問題の構造を検証する。
要旨 SNSや動画サイトの大衆化によって、ウソは権力者たちの「新しい武器」として使われるようになった。そして、放たれた大量のウソは、信じ込んだ人々を巻き込んで「言いがかり」となり、ターゲットにされた人を濁流の中にのみ込む。二〇二四年の兵庫県知事をめぐる問題では、こうした攻撃によって関係者が自殺するという悲劇を生んだことは記憶に新しい。もはや正論が通じない時代にあって、我々には為す術がないのだろうか?本書では、過去から現代にいたる数多くの事例を研究分析しながら、問題の構造を検証する。そこから明らかになる対処法とは―。
目次 第一章 ウソと言いがかりの帝王 ドナルド・トランプ(一期目の大統領就任前から問題視されていた「トランプのウソ」;「ファクトチェック」でトランプのウソに抵抗した米国メディア ほか);第二章 日本国内でも跋扈し始めたウソと言いがかりの使い手たち(街頭とネット動画を舞台に言いがかり攻撃を展開した立花孝志;「でっちあげ」との決めつけから一転「興味がない」 ほか);第三章 ウソと言いがかりが引き起こした戦争の数々(「リメンバー・ザ・メイン!」を合言葉に始まった米西戦争;米軍のベトナム軍事介入の口実とされた「トンキン湾事件」 ほか);第四章 歴史歪曲と差別の正当化にも使われるウソと言いがかり(ナチスのホロコーストの出発点だったユダヤ人差別の言いがかり;関東大震災後の虐殺を招いた「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマ ほか);第五章 「ウソと言いがかりが勝つ時代」に社会はどう対処すべきか(世界で進行する「ウソと言いがかり」のビジネス化;ウソと言いがかりの常習犯に見られる「歪んだ全能感」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11720-7   4-396-11720-5
書誌番号 1125029672
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125029672

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山内 公開 304 一般書 予約受取待 - 2078335249 iLisvirtual