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戦時下のモンタージュ -- 集英社新書 --
大塚英志 /著   -- 集英社 -- 2025.9 -- 18cm -- 474p

資料詳細

タイトル 「日本文化論」はどう創られてきたか
副書名 戦時下のモンタージュ
シリーズ名 集英社新書
著者名等 大塚英志 /著  
出版 集英社 2025.9
大きさ等 18cm 474p
分類 361.453
件名 マス・メディア-日本-歴史-昭和前期 , プロパガンダ-日本-歴史-昭和前期 , 日本-文化
著者紹介 国際日本文化研究センター名誉教授。研究者としての専門領域は戦時下大衆文化研究。この分野の著書に『手塚治虫と戦時下メディア理論』(星海社)等。また柳田國男に関する著書に『「捨て子」たちの民俗学』(KADOKAWA)等。まんが原作者としても知られる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 国内外に喧伝される「日本らしさ」はどのように生まれたのか。その起源は、ロシアの映画監督・エイゼンシュテインが編み出した「モンタージュ理論」にあった。芸術理論がさまざまな文化と融合し、ファシズム的な表現に変容していくさまを分析する。
要旨 国内外に喧伝される「日本らしさ」はどのように生まれたのか。その起源は、ロシアの映画監督・エイゼンシュテインが編み出した「モンタージュ理論」にあった。「モンタージュ」の語は映画のみならず、写真、広告、雑誌、まんがによって戦時下の日本で流行しプロパガンダのツールとして作り手と受け手に浸透した。戦時下のメディア理論と文化工作を長年研究し続けている批評家が、芸術理論がさまざまな文化と融合し、ファシズム的な表現に変容していくさまを分析。「創られた日本文化論」の正体を明らかにする。
目次 第一章 モンタージュ化する「日本」(パリ万博とモンタージュしかない「日本」;寺田寅彦と昭和初頭のモンタージュ論ブーム;紙芝居とシネ・ポエム;絵巻物モンタージュ説の誕生);第二章 モンタージュとしての報道(報道写真と国策の実装;アマチュアとデータベース;今泉武治と原弘―プロパガンダ技術としてのレイアウト;報道技術研究会と「心」のモンタージュ);第三章 柳田國男と戦時下のモンタージュ(重ね撮り写真からモンタージュへ;三木茂ともう一つの「ルーペ論争」);終章 手塚治虫と占領下・戦後のモンタージュ
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-721378-2   4-08-721378-1
書誌番号 1125032587
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125032587

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 361.45 一般書 貸出中 - 2078410720 iLisvirtual