生の現象学と現代フランス哲学 --
米虫正巳 /著   -- 知泉書館 -- 2025.9 -- 23cm -- 411p

資料詳細

タイトル 内在の臨界
副書名 生の現象学と現代フランス哲学
著者名等 米虫正巳 /著  
出版 知泉書館 2025.9
大きさ等 23cm 411p
分類 135.5
個人件名 アンリ ミシェル
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1967年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。大阪大学文学部助手等を経て、現在関西学院大学文学部教授。〔主要業績〕『自然の哲学史』(講談社、2021年)、『ミシェル・アンリ読本』(共編著、法政大学出版局、2022年)等。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 ミシェル・アンリ(1922‐2002)によれば、従来の現象学は、可視的な地平に現象を送り返すという〈外〉や隔たりを介した「超越」の構造に基づいてきた。フッサールの「志向性」やハイデガーの「時間性」もこの超越の枠組みの中にあり、真に根源的な現象性を捉えていない。これに対し、アンリは「生の自己顕示」を純粋な現象性の場として提示し、世界の現出とは異なるもう一つの現象性の様態を提示する。そこでは、自己は隔たりなく自己自身を感受する「感情(sentiment)」として現れる。本書は、「内在(immanence)」という概念の可能性を、20世紀以降の現代フランス哲学、とりわけアンリの哲学を手がかりに探究する。アンリはフッサールやハイデガーの「歴史的現象学」に批判的な立場をとり、「生の現象学」を提唱した。この現象学は、「超越」に依拠する従来の現象学に対して、「内在」としての生の自己顕示を基礎づけるものである。しかし、アンリの「内在」概念は全面的に受け入れられるべきなのか。本書では、ドゥルーズ、レヴィナス、マリオン、バディウ、ラリュエル、クレティアン、マルディネ、デュフレンヌ、デリダといった現代フランスの哲学者9名との対話を通じて、アンリの「生の現象学」に対し多角的に批判・検討を行い、内在概念の限界や問題点を明らかにする。アンリの哲学の持つ独自性や意義だけでなく、その理論が抱える問題点・限界を明らかにし、「内在」のさらなる可能性とその刷新の方向性を探る。
目次 序論 内在という概念;第1章 「内在主義」の同一性と差異―アンリとドゥルーズ;第2章 内在と超越のあいだ―アンリとレヴィナス;第3章 内在と贈与―アンリとマリオン;第4章 内在、主体、〈一〉と〈多〉―アンリとバディウ;第5章 内在と〈一〉―アンリとラリュエル;第6章 内在の内と外―アンリとクレティアン;第7章 パトス・出来事・現実性―アンリとマルディネ;第8章 情感性と根源的なもの―アンリとデュフレンヌ;第9章 出来事と(しての)内在―アンリとデリダ;結論 不可能な内在の可能性
ISBN(13)、ISBN 978-4-86285-446-9   4-86285-446-X
書誌番号 1125038302
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125038302

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 135.5 一般書 利用可 - 2079081623 iLisvirtual