加藤悌三 /著   -- 新樹社 -- 1986.4 -- 20cm -- 393p

資料詳細

タイトル 石川啄木論
著者名等 加藤悌三 /著  
出版 新樹社 1986.4
大きさ等 20cm 393p
分類 910.268
個人件名 石川 啄木
注記 『石川啄木論考』(啓隆閣昭和48年刊)の改題新版
内容 石川啄木年表:p374~390
要旨 暗い時代を撃つみずみずしい感性!日本の冬の時代をいち早く予感した啄木の生涯。1950年代、私家版として発表、少数者に読み継がれ、その後「石川啄木論考」として出版、絶版となった名著を改訂復刊。
目次 啄木になにをみるか?―啄木論の視点;「有ゆる場合に通じて居たい」自我意識―その出生および成長期;「心闘」=時代の自我意識との交点―そこに底流した透谷につながるもの;「天上から…地上へ」への自我意識の転回―渋民村代用教員時代;「謀反」の社会意識の前進性と停滞性―30年代末の批判的ロマンチシズム;「浪々の逸民」の思想と文学―北海道時代;「散文の自由の国土」へ―その失敗と「メンタルテンペスト」と独歩;「小世界」の文学の拒否―批判的リアリズムの可能性;その「個人主義」と「自由」の極限―ローマ字日記をめぐって とくに二葉亭への共感;「暗き穴の中に」―現実の観念的拒否から現実の現実的拒否へ;「意識しての二重生活」―現実認識のいっそうの深化;「明日の考察」へ―幸徳事件と『時代閉塞の現状』;「意志の傾向」と「感情生活」―その短歌およびセンチメンタリズムの問題;「実際的理想」の「かたまり」―「樹木と果実」をめぐって;「時機を待つ人」=明治のナロードニキ―その肉体の死滅まで;ふたたび 啄木になにをみるか?―啄木の帰結
ISBN(13)、ISBN    4-7875-8368-9
書誌番号 1190221766

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
保土ケ谷 公開 Map 910/イ 一般書 利用可 - 0071091168 iLisvirtual