理論と行動 1789-1804 --
ジャック・ゴデショ /著, 平山栄一 /訳,     -- みすず書房 -- 1986.7 -- 22cm -- 323,22p

資料詳細

タイトル 反革命
副書名 理論と行動 1789-1804
著者名等 ジャック・ゴデショ /著, 平山栄一 /訳,    
出版 みすず書房 1986.7
大きさ等 22cm 323,22p
分類 235.06
件名 フランス革命
注記 La contre-re´volution./の翻訳
内容 巻末:参考文献
要旨 フランス革命の歴史において最も欠けているのは、逆説的であるが、〈反革命〉の歴史である。反革命は、単なる過去、アンシァン・レジームへの回帰ではない。それは革命それ自体と同様に発展し、革命とひとしくその理論家を有している。しかも、それはフランスの国境を越え、ヨーロッパ的現象となった。バスティーユ占領からナポレオンが帝位にのぼるまで、本書の扱ったこの期間が、革命史に最も特徴的な時期であった。このとき、反革命の行動は最も多様に、最も劇的に展開された。農民の蜂起、都市の反乱、スパイ機関のあいだの闘争、白色テロ、そして列国の軍事的干渉―これらが、本書では詳細にえがかれる。また、反革命の理論も、この時期に精練された。エドマンド・バーク、ジョゼフ・ド・メーストル、ルイ・ド・ボナール、シャトーブリアンらの思想が形成され、それらは普遍的価値を志向し、20世紀のファシズム思想へもつながっていく。本書はフランス革命以来のヨーロッパ史の知られざる部分である。革命史のポジではなく、ネガである。この新しい視角は、従来の歴史にない新鮮な事実を照らし出すであろう。
目次 第1部 理論(第1章 フランスの反革命理論の起源;第2章 1789年の革命への反動;第3章 フランスの若干の反革命理論家;第4章 バーク;第5章 ジャック・マレ・デュ・パン;第6章 神政政治論者;第7章 ドイツの反革命家;第8章 1804年までのシャトーブリアンの政治思想);第2部 行動(第9章 亡命;第10章 情報網;第11章 フランス西部における反革命的蜂起―1792‐1795年;第12章 フランス南東部における反革命的蜂起―1792‐1795年;第13章 白色テロと1795年夏の王党派の挫折;第14章 総裁政府期のフランス国内の反革命;第15章 イタリアと地中海諸国における反革命運動―1790‐1798年;第16章 ヨーロッパ北部の反革命的行動―1795‐1798年;第17章 1799年に反革命的大攻勢;第18章 統領政府下の反革命の成功と失敗)
ISBN(13)、ISBN    4-622-02048-3
書誌番号 1190227939
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190227939

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 235.0/220 一般書 回送中 - 0000089656 iLisvirtual