高橋伊一郎教授退官記念論文集 --
梅木利巳 /編著,     -- 九州大学出版会 -- 1986.12 -- 22cm -- 255p

資料詳細

タイトル 農産物市場構造と流通
副書名 高橋伊一郎教授退官記念論文集
著者名等 梅木利巳 /編著,    
出版 九州大学出版会 1986.12
大きさ等 22cm 255p
分類 611.4
件名 農産物市場
内容 内容:遠隔地農業と農産物市場問題―九州農業の農産物市場条件と農産物流通の課題 梅木利巳著. 生産者相対売市場の形成と展開―沖縄県那覇市在,農連市場の事例分析 吉田茂著. 野菜産地県における地場流通―地場流通をめぐる条件の変化 白武義治著. 温州みかん全国出荷調整の改善策―品質格差導入の意義 木戸啓仁著. 肉畜出荷屠畜動向と屠畜場の性格―九州を事例にして 黒木英二著. 韓国における食肉小売市場の競争構造―韓国全州市の実態調査を中心にして 崔圭晧著. 自主流通米制度下の九州の米需給と産地対応 三島徳三著. 農産物取扱商業資本の現段階的性格 木立真直著. 小生産者協同組合「商業資本」説に関する考察 浜田英嗣著. 付:参考文献
要旨 農産物を商品として販売し、その収入で農家経済を支えねばならない農家は今大きな困難と混迷の中にある。「辺境地」九州は一方では西南暖地的諸条件と地帯構成の多様性に規定されて多様な農産物を供給する能力を有し、他方では、日本経済における産業構成と都市消費人口の偏りの中で、域外の遠隔地市場への対応を余儀なくされ、輸送・貯蔵・保管の物流通的コストの高負担を余儀なくされ、さらに、国家の価格政策でカバーされない自由市場農産物の比重が高いこともあって、経済的・政治的差別を受ける構造に置かれていることは間違いない。本書は九州大学農学部農政経済学科農産物流通学講座で高橋伊一郎教授の指導を受けた者が教授の退官を記念して執筆した論文集である。本書に収録されている論文は対象農産物が異なるだけでなく、検討する問題領域も分散している。したがって、九州の農水産物の市場構成と流通の総花的・概説的な分析書ではないが、農産物市場と流通に関する分析と問題提起は含まれていると思う。
目次 第1章 遠隔地農業と農産物市場問題―九州農業の農産物市場条件と農産物流通の課題;第2章 生産者相対売市場の形成と展開―沖縄県那覇市在、農連市場の事例分析;第3章 野菜産地県における地場流通―地場流通をめぐる条件の変化;第4章 温州みかん全国出荷調整の改善策―品質格差導入の意義;第5章 肉畜出荷屠畜動向と屠畜場の性格―九州を事例にして;第6章 韓国における食肉小売市場の競争構造―韓国全州市の実態調査を中心にして;第7章 自主流通米制度下の九州の米需給と産地対応;第8章 農産物取扱商業資本の現段階的性格;第9章 小生産者協同組合「商業資本」説に関する考察
ISBN(13)、ISBN    4-87378-150-7
書誌番号 1190236929
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190236929

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 611.4/35 一般書 利用可 - 0003747557 iLisvirtual