中世 -- 6(中世の宗教文書) --
日本古文書学会 /編   -- 吉川弘文館 -- 1987.10 -- 22cm -- 431p

資料詳細

タイトル 日本古文書学論集 10
各巻タイトル 中世 6(中世の宗教文書)
著者名等 日本古文書学会 /編  
出版 吉川弘文館 1987.10
大きさ等 22cm 431p
分類 210.02
件名 古文書 , 日本-歴史-中世
内容 内容:寺院文書の研究 法隆寺伽藍縁起并流記資財帳諸写本の伝来 石上英一著. 唐招提寺舎利殿奉納文書について 田中稔著. 中世東寺の祈祷文書について―古文書体系論と宗教文書 富田正弘著. 公文と官銭 今枝愛真著. 僧侶消息の研究 源空・親鸞の“自筆”書状 菊地勇次郎著. 浄土宗初期の手印と花押 三田全信著. 「いまこせんのは丶」について 赤松俊秀著. 花押の変化と御消息の系年 鈴木一成著. 「富木殿御返事」と日蓮聖人伝の検討 中尾尭著. 起請文の研究 落書起請に関する一起請文への理解―東大寺知足院の本尊盗難事件に関連して 荻野三七彦著. 東大寺文書にみえる牛玉宝印 千々和到著. 中世社寺を中心とせる落書起請に就いて 渡辺澄夫著. 金石文の研究 出雲神魂神社に於ける古柱銘と古文書 村田正志著. 板碑精査が示す
要旨 有力な寺院や神社から創出され、あるいは信仰の世界で大きな役割を果し続けてきた、いわゆる「宗教文書」は実に数多い。けれども、これらが古文書研究の対象としてとりあげられることは比較的少なかった。ここでは,宗教活動の高揚期たる中世を中心に、古代以来の研究成果を収載する。本巻が、宗教古文書研究の出発点となることを期している。
目次 第1章 寺院文書の研究(法隆寺伽藍縁起并流記資財帳諸写本の伝来;唐招提寺舎利殿奉納文書について;中世東寺の祈祷文書について;公文と官銭);第2章 僧侶消息の研究(源空・親鸞の“自筆”書状;浄土宗初期の手印と花押;「いまこせんのはゝ」について;花押の変化と御消息の系年;「富木殿御返事」と日蓮聖人伝の検討);第3章 起請文の研究(落書起請に関する一起請文への理解;東大寺文書にみえる牛玉宝印;中世社寺を中心とせる落書起請に就いて);第4章 金石文の研究(出雲神魂神社に於ける古柱銘と古文書;板碑精査が示す中世民衆仏教普及の実態;板碑にみる日蓮宗仏教儀礼の展開)
ISBN(13)、ISBN    4-642-01265-6
書誌番号 1190259559

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 210.8/122/10 一般書 利用可 - 0001744992 iLisvirtual

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
寺院文書の研究
法隆寺伽藍縁起并流記資財帳諸写本の伝来 石上 英一
唐招提寺舎利殿奉納文書について 田中 稔
中世東寺の祈祷文書について―古文書体系論と宗教文書 富田 正弘
公文と官銭 今枝 愛真
僧侶消息の研究
源空・親鸞の“自筆”書状 菊地 勇次郎
浄土宗初期の手印と花押 三田 全信
「いまこせんのは丶」について 赤松 俊秀
花押の変化と御消息の系年 鈴木 一成
「富木殿御返事」と日蓮聖人伝の検討 中尾 尭
起請文の研究
落書起請に関する一起請文への理解―東大寺知足院の本尊盗難事件に関連して 荻野 三七彦
東大寺文書にみえる牛玉宝印 千々和 到
中世社寺を中心とせる落書起請に就いて 渡辺 澄夫
金石文の研究
出雲神魂神社に於ける古柱銘と古文書 村田 正志
板碑精査が示す中世民衆仏教普及の実態 千々和 実
板碑にみる日蓮宗仏教儀礼の展開―題目板碑の造立をめぐって 中尾 尭